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イベント/レポート

スポーツ・文化・ワールド・フォーラムで英米語学科4年・香取利沙さんが通訳ボランティアとして活躍しました

2016.11.30
神田外語大学
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10月20日(木)~21日(金)に東京都港区の六本木ヒルズ等で開催された、文部科学省等主催「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム 東京プログラム」に、本学学生の香取利沙さんが通訳ボランティア、運営サポートスタッフの一人として活躍しました。

 
このフォーラムは、ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、関西ワールドマスターズゲームズ2021等に向けて、観光とも連動させつつ、スポーツ、文化、ビジネスによる国際貢献や有形・無形のレガシー等について議論、情報発信し、国際的に機運を高めるためのキックオフイベントです。
 
本学から参加した26名の学生たちは、企業の製品体験ブースでの通訳や、要人アテンド、運営事務局のサポートに至るまで、いろいろな業務を経験しました。各国からの参加者の対応を通じて、語学力とともに改めて自国の文化や習慣を見つめなおす良い機会になりました。
 

◆スポーツ・文化・ワールド・フォーラム開催概要

 【主催】

文部科学省・スポーツ庁・文化庁
 
【日程・会場】
2016年10月19日(水)~20日(木):京都(ロームシアター京都等)
2016年10月20日(木)~22日(土):東京(六本木ヒルズ等)
 
【参加者】
国内外のスポーツを担当する大臣や国際的な振興団体のトップ、グローバル企業の経営トップや世界経済フォーラムYGL、著名研究者および国内外主要経済メディア等
 
【公式ホームページ】
「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」
http://wfsc2016.mext.go.jp/
 

◆参加学生インタビュー

英米語学科4年 香取利沙さん

今年の2月に第2回通訳ボランティア育成セミナーに参加し、人材バンクに登録したことがきっかけで、フェンシングワールドカップでの選手付通訳や小学校での英語教育ボランティアなどに挑戦するようになりました。今回のフォーラムでは、大手電機メーカー付きの通訳として、営業の方の商品説明を英語で通訳する仕事を行いました。世界各国からの参加者が、私が通訳を担当した日本の電機メーカーが製造する、最新の顔認証システムに非常に興味を持ってくれました。企業の商品説明を担う通訳として、仕事をする上での「責任」の大切さと重さを感じながら業務を遂行することができました。もっと商品について事前に勉強しておけば、より分かりやすくお客様に製品の魅力や企業の強みなどを伝えられたのではと反省しています。事前準備をしっかりすることで、聞き手に伝える内容を、自分なりに分かりやすく表現する工夫もできる様になると学びました。
また、フォーラムを通して一番印象的だったことが、各国の参加者たちが日本を学ぼうとする姿勢でした。参加者の多くが日本人に対して、しっかりとお辞儀で挨拶をしたり、日本文化や習慣を積極的に知ろうとしていました。彼らからは、日本人以上に日本人らしさを感じました。この経験から、私は日本人としての自覚をきちんと持ち、外国語を学ぶ以前に、きちんとした日本語や礼儀作法を学ぶ必要性があると考えさせられました。日本人として、礼儀や言葉遣いなどをきちんとすることで、それが外国人の持つ日本のイメージに直結するものだと思いました。今回のボランティアは、語学力と共に、自分の国、文化・習慣を見つめ直す良い機会になったと思っています。
 



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