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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Feb. 22 ビジネス英語で使う単語の覚え方
Kanda Gaigo Extension

ビジネス英語を身につけるためには語彙力が必要です。ここでは単語を覚えようとしても、どうしても覚えられない人のために、ビジネス英語に必要な単語の範囲と覚え方を解説します。

ビジネスに必要な英単語は高校英語+専門用語!

ビジネスの場で必要とされる英単語は2,000~3,000語といわれています。これらは高校英語で習うものです。この2,000~3,000語にプラスして業界専門の単語を覚えれば、十分ビジネスシーンで英語が使えます。ここで注意しなくてはならないのが、単語の記憶方法です。ビジネスシーンで会話するための英語と、資格の取得や試験のための英語では求められるものが違うのです。たとえばTOEICの問題は選択式なので、単語の意味がわからなくても品詞さえわかれば解けることがあります。一方、ビジネス英語では文法よりも伝えることが大切。品詞を間違えていても単語の意味がわかれば会話はできるのです。そのため、ビジネス英語を習得するには、大前提として単語の意味を知っている必要があるといえるでしょう。

英単語の記憶では反復がポイント

人間の脳は、生きるために必要なこと以外は忘れるようにできています。「エビングハウスの忘却曲線」については知っている人も多いでしょう。完璧に覚えたつもりでも20分後には42%、翌日には74%の内容を忘れてしまうことが証明されています。では、そもそも記憶とはどのようなメカニズムで成り立っているのでしょうか。記憶は以下の3つのステップを踏んでいます。
・記銘(得た情報を記憶として取り込むこと)
・保持(記憶を保持しておくこと)
・想起(記憶を呼び出すこと)
3つ目の「想起」が繰り返されることによって、脳が「この記憶は重要だ」と判断し、長期記憶として定着します。覚えたものを短い期間のうちに何度もアウトプットすることで定着するのです。つまり、1冊の英単語帳を何度も何度も繰り返すことが大切です。その際は、完璧主義から脱却しましょう。1つの単語ごとに隅から隅まで意味を覚えようとしてもすぐに忘れてしまいます。最初は主要な意味だけを覚えることに専念しましょう。

英単語の記憶を定着させるポイント

機械的な暗記だと記憶に定着しません。定着させるには3つのポイントがあります。1つ目は、単語に対するイメージを持つことです。たとえば “un”や“dis”が単語の頭につく場合は、「否定」のイメージを読み取ることができます。“agreement”(一致)に対して“disagreement”(不一致)となるわけです。ほかにも単語集についている例文の場面を想像しながら覚えてみるのもよいでしょう。2つ目は、対義語や類義語、派生語とともに覚える方法です。単語に対するイメージが膨らんだり、思い出すときにも手がかりになったりします。3つ目は、覚えた単語を使って日記を書くことです。扱える単語数は少なくなりますが、エピソードとともに覚えることができるので定着率は高くなるでしょう。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
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