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Columnコラム

2017 Sep. 14 ビジネス英語での謝罪の仕方
Kanda Gaigo Extension

ビジネスシーンで謝罪はつきものです。ここではビジネス英語での謝罪の仕方について紹介します。

謝罪について押さえるべきポイント

まず、英語で謝罪をするときに、押さえておくべきポイントを紹介します。

■謝罪に使われる代表的な単語
謝罪に使われる代表的な単語は、以下の3つです。
“sorry”、”apologize”、”regret”
右にいくにつれてフォーマルな表現になります。具体的な使い方は後ほどお伝えします。

■何についての謝罪かを伝える
日本人は、謝罪と感謝の意味をもつ「すみません」という言葉を多用しがちですが、英語の場合は注意が必要です。”sorry”には「残念だ」、「気の毒だ」という意味もあるので、”sorry”ばかり言っていると白い目で見られかねません。何に対して謝っているかを明確に示すことで、その展開を避けることができるでしょう。

■フォーマルに伝えるなら省略形にしない
ビジネス英語では省略形をとらないことでよりフォーマルな表現になります。たとえば、”I’m sorry that I missed your meeting.”の”I’m”や”that”は本来省略ができます。しかし、フォーマルな表現で謝罪すべきときは省略しないようにしましょう。

■ビジネスシーンでの人称
仕事の謝罪では、”I”(わたし)と”We”(会社、企業)を使い分けなくてはいけません。たとえば、一個人としてではなく、会社としてクライアントに謝る場合には”We are apologize ~.”とします。自分個人のミスなのか、会社として謝るべきなのか、場面に応じて使い分けましょう。

謝罪の仕方

続いて、”sorry”、”apologize”、”regret”を用いた謝罪の仕方を説明します。

■”sorry”を使った表現
“sorry”という表現にはフランクな印象を受けますが、使い方によって印象は変わります。
たとえば、以下のようなものがあります。

“I’m sorry for causing so much trouble.”
(ご迷惑をおかけして申し訳ございません。)
“I’m terribly sorry that I missed your meeting this morning.”
(今朝のミーティングに参加できなくて大変申し訳ございません。)

「sorry+for+動詞ing」や「sorry+that ~」、「sorry+for+名詞」で、「~を申し訳ございません」という意味になります。”sorry”の前に”terribly”とつけると、より深く謝罪の気持ちを表現できます。

■”apologize”を使った表現
“apologize”という表現は、フォーマルで丁寧な印象を与えるため、ビジネス英語では”sorry”よりも頻繁に使用されます。たとえば、以下のようなものがあります。

“We apologize for causing trouble.”
(ご迷惑をおかけして申し訳ございません。)
“We apologize for the inconvenience.”
(ご不便をおかけして申し訳ございません。)

これはクライアントや顧客に対して用いられる謝罪表現です。
「Apologize+for+動詞ing」や「apologize+for+名詞」の形で、「~を申し訳ございません」という意味になります。

また、”apologize”と似た表現に”apology”(謝罪)があります。
“Please accept my sincere apology.”(心からお詫び申し上げます。)
大切なクライアントや顧客に対して使用しましょう。

■その他の表現
“regret”(残念に思う、後悔する)や”shouldn’t”(するべきでない)を使った謝罪表現として、以下のものがあります。

“We regret to inform you that you have not been selected for interview.”
(誠に残念ではありますが、面接を通過しなかった旨をお伝えいたします。)

「主語+regret+名詞」、「主語+regret+that ~.」の形で「~を残念に思います。」という意味になります。これは”apologize”よりもフォーマルな表現です。

“I shouldn’t have shouted at you yesterday. I’m so sorry.”
(君を怒鳴るべきではなかった。すまなかった。)

「I shouldn’t have+過去分詞」の形で「~するべきではなかった」という意味になります。自分の行動を後悔しているときに使用できます。自分の非を認め、反省の気持ちを伝えることができるフレーズです。謝罪の際に一言付け加えるとよいでしょう。たとえば上記の例では、上司が部下を叱りすぎたときなどに使えます。

謝ったあとに+αの表現

謝ったあとに、今後の対処の方法や反省後の意志を伝える必要があります。その際に使えるフレーズを紹介します。

“We will work it out soon.”
(すぐに対処いたします。)
“We promise that it won’t happen again.”
(このようなことは2度と起こらないとお約束します。)
“I do hope that this situation has not damaged your confidence in working with us.”
(この状況が我々と働くという信頼性にダメージを与えていないことを心からお祈り申し上げます。)

最後のフレーズは、メールや手紙で謝るときによく使用されます。

まずは、説明動画をご覧ください!

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