プレゼンをするときや会議をするとき、円グラフの資料を使うことがあるかもしれません。円グラフを使えば、割合を視覚的に理解しやすくなりますよね。さて、英語でプレゼンや会議を行うことになったとき、円グラフの説明も当然英語でしなくてはなりません。「どういう説明をすればよいの？」という疑問にお答えするため、ここでは円グラフを説明するときに使えるフレーズを紹介していきます。これを参考にして、円グラフを使った分かりやすい説明をしてください。

円グラフに注目させるフレーズ

まずは、円グラフに目を向けてもらうフレーズを使います。

“Please look at ～.”（～を見てください。）
“Please refer to ～.”（～を参照してください。）

どちらを使っても構いません。円グラフは“Pie chart”と言いますので、これを応用すると以下のようなフレーズとなります。

“Please look at this pie chart.”
（この円グラフを見てください。）

円グラフ自体を説明するフレーズ

まずは、円グラフの説明が必要です。以下のフレーズを使って、円グラフが何を表しているのかを説明しましょう。

“This pie chart showing the product sales by category.”
（この円グラフは製品の売上高をカテゴリ別に表したものです。）

“Figure 1 is a pie chart showing the market share of cell phone carriers.”
（図1は携帯電話のキャリアの市場占有率を表した円グラフです。）

円グラフを使って説明するフレーズ

円グラフが何を表しているのか説明したら、次はこの円グラフから分かることを説明する必要があります。その際には以下のフレーズを使ってください。

“As you can see ～”（～で分かるように）
“According to the results of ～”（～の結果によると）

前置きとしてこれらのフレーズを使うと、円グラフの説明ということが理解しやすくなるでしょう。これを使った具体例を以下に挙げます。

“As you can see here, the sales of our product are increasing.”
（ここに見られるように、弊社製品の売上高は増加しています。）

円グラフの数値を説明するフレーズ

円グラフを使うときには、パーセンテージなどは見やすく表記しておくのは当然ですが、強調するために数値を説明するのも1つの手です。パーセンテージがキリのよい数字でないときには、“roughly”（およそ）や“above ～”（～より上）、“below ～”（～より下）を使うとよいでしょう。

“The market share of our product is roughly 50%.”
（弊社製品の市場占有率はおよそ50％です。）

“The market share of Company A is above 25%.”
（A社の市場占有率は25％強です。）

“is”を使った文章ばかりではよくありません。そんなときに使えるスマートなフレーズとして、以下のようなものがあります。

“Our product occupies 50%.”（弊社製品は50％を占めています。）
“Company A has 25%.”（A社は25％を占めています。）

円グラフで数値を比較するフレーズ

最後に数値を比較するフレーズを紹介していきます。プレゼンや会議で、他との比較をすることはしばしば行うことですので、このフレーズを覚えておくとよいでしょう。

“as ～ as ○○.”（○○と同じくらい～）
“twice as ～ as △△.”（△△の2倍～）

これを応用して以下のように使ってみてください。

“Our market share is twice as big as Company A.”（弊社の市場占有率は、A社の2倍です。）

以上、円グラフを説明するときに使えるフレーズを紹介しました。プレゼンや会議では、視覚的にインパクトのある円グラフなどを使っていくと効果的です。分かりやすい説明をするために、これを参考にして円グラフを用いた資料を使ってみてはいかがでしょうか。