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神田外語Extension

Columnコラム

2019 Oct. 11 実は失礼な言葉「ハーフ」
Hisako Renfro

113 ハーフではなくダブルです!!

Tom :  Hi Mai. Good to see you.
 I want you to meet a friend of mine, James.
 James, this is Mai. She is from Japan.
Mai : Hello James. Nice to meet you.
James : It’s nice to meet you too, Mai.
So you’re from Japan.
Mai : Yes. Where are you from?
James :  I come from Canada but mother is Japanese.
Mai : Wow! So you’re half!!
Do you speak any Japanese?
James :  I understand some but what do you mean by half??

あら~、やってしまいましたね。
日本語の「ハーフ」ということば、本当に気をつけてくださいね。
日本に長年いる方々は分かっていると思いますが、
英語圏の人々にYou are halfなんて言ってしまった日にゃ、怒らせてしまいます。
ご存知の通り、ハーフというのは半分という意味(厳密にはa halfですが)。
ですから「あなた半分なのね」と言ってしまっています。
怖いですね~。

では何と言えばいいのでしょうか?
halfで文を終わらせてしまうから「半分だけ」
という意味になってしまうのです。
You are half Japaneseと言えば、何の問題もありません。

アメリカ、カナダ、オーストラリアといった英語圏に限らず、
ヨーロッパでもハーフでない人を探すほうが困難です。
みんなハーフどころか、いくつもの民族的ルーツを持っていますから。
「とりあえず全員が純粋な日本人ね」
というところから話を始めないようにしましょうね。
I’m Americanと彼らが言うとき、国籍はアメリカだと言っているのであって
民族的背景がアメリカだとは言っていません。
だって彼らの祖先を辿ったら、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、
ギリシャ、メキシコなど本当にキリがないのです。

因みに、あなたの民族的バックグラウンドは何ですか?
と聞くことは全く失礼ではないので、ぜひ聞いてみてください。
What is your ethnic background? で良いでしょう。
おそらく、There are so many. I’m not sure.
などと言われてしまうかもしれません。

まずは、説明動画をご覧ください!

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本気で身につけたい方を、
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