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神田外語Extension

Columnコラム

2022 Jun. 8 ネイティブ講師から得る“進化”と、日本人講師に学ぶ“深化”。 〜神田外語Extension 体験レポート2〜

ネイティブ講師と日本人講師が交互に授業を実施。

バタバタと申し込みをしたせいで、気がつけば初回の授業がすぐ数日後に迫っていました。慌てふためいて、早速、予習に取り掛かります。手続きを終えたらすぐに「Class Work Book」という教科書と、単語テストに使う単語帳などが届きます。これらの教材とGlexa(グレクサ)という学習プラットフォームを基に予習を進めます。

その内容や進め方は、毎週、バラエティに富んでいます。神田外語Extensionでは、週1回、約2時間の授業が軸となって進みますが、その授業はネイティブ講師と日本人講師が交互に担当していて、それぞれ授業の内容が違うからです。

ネイティブ講師とのリアルな英語体験。

初回はいきなりネイティブ講師の授業。事前にGlexa内にある動画を見て、内容を紐解きながらスピーキングやライティングの問題に答えていきます。単なる正解を導き出すだけではなく、自分自身の説明や、考え方を求められることが多い印象です。「What is your goal of learning English?」とかね。他の質問が難しくて簡単な答えしか用意できなかったので、これだけはたくさん考えて英語にしてみました。

それにしてもネイティブ講師の授業は、最初、めちゃくちゃ緊張しました。英語でしか話してこないだろうし。回答云々よりも前に、いったい何を話しているのか、問われているのかすらわからなければ、フリーズしてしまいそうで。でも、最初は講師がじっくり丁寧に自己紹介してくれて、簡単な質疑応答もして、その緊張が少しだけ解けます。何に対しても「臆せずリアクションすることが大事」というのを、最初に教えていただきました。

ロールプレイといって、生徒がAさんとBさんになりきって日常会話をする授業もありました。最初は「旅行中に自己紹介する」ようなリアルに使う会話のやりとりでしたね。会話の内容は教科書に書いてありますが、決して丸暗記することが目的ではありません。ただ文章を棒読みするのではなく、フレーズの意味を理解して、その言葉が自然と出てくるように、授業中は相手の目を見て話すことを教わりました。

講師の方は長年日本に居住しているそうで、日本語も相当に堪能かと思います。ですが、授業内で日本語が出てくることはありません。僕が答えに窮しても、あくまで英語で補足説明してくれます。「自分も日本に来た当初は、何も話せなくて不便をしました。だから、気持ちが痛いほどわかります。でも、勉強すればそれは絶対に解決します」というようなことを言ってくれたのがとても印象的で、励みになりました。

日本人講師の授業は、基本は日本語で進められるので、その点では気持ちが楽です。しかし、その内容は決して楽などと言っていられない、とても濃密なものでした。何しろ事前に理解すべき動画は、授業用に優しくしたものではなく、本物のニュースそのもの。最初は何を言っているのかさっぱりわからずとも、何回も見て聞いて。授業前の予習では、動画の内容に即した問題を解いたりしながら、いざ授業に挑みます。

そのニュース動画は、授業内でディクテーションに使われます。聞いた英語を一語一句書き取るのです。動画を見るだけではすべてを聞き取れなかった言葉ですが、先生がセンテンスごとに区切って、時にゆっくりと丁寧に読み上げてくれるので、だんだんと言葉が鮮明になっていきます。単なる音が単語になり、そして文章として聞き取る感覚を実感します。それでも、まだまだわからないことが多くて、耳が慣れていないのと、そもそもの語彙力のなさを痛感しました。

授業はそれだけではありません。基礎となる文法の解説をしてくれたり、単語や言い回しについて、事細かく説明してくれたり。目からウロコの情報が次々と出てきます。一般的な日本人が知っている簡単な単語でも、実際はもっとたくさん意味があって、こういう表現でよく使われる。など、リアルな活用法をたくさん教えてくれます。これは聞き漏らすまいと集中しているうちに、時間はあっという間に過ぎていきます。

ちなみに英語でのEメールに対して、単語や言い回しを徹底的に調べて和訳する予習があるんですが、個人的にこれはけっこう好き。モノ書きのせいなのか。内容を理解してうまく訳すために単語を調べまくって、いい感じの日本語にしていきます。先生からの添削で褒められると、素直に嬉しい。それを読み上げて録音しておくのも予習の一貫ですが、発音は色々とダメ出し(アドバイス)いただきました。やっぱり話すの、苦手みたい……。

単語テストで「継続は力なり」を実感する。

週に一度の授業が終わると、すぐに単語テストがやってきます。教科書と一緒に配布される単語帳で事前に勉強しておかなければなりません。この単語帳は「TOEICに重要な最初の450語」が収録されているそうですが、TOEICを意識しなくても日常で必要な単語ばかり。難し過ぎず、かといって簡単でもない。奥の深い単語が並びます。学生時代に習ったり、日常でも耳にしたことがあるはず。と、思いながらも意味が出てこないものが多いですね。単語にはいろいろな意味があることも理解できます。単語としてではなく、単語帳に載っている例文を含めて、覚えるというより慣れていく感覚が必要でしょうか。

かつて、ものすごく英語が不得意だった方が、とにかくこの単語テストだけは常に満点を取るように勉強したそうです。「難しいことを考えず、とにかく覚えれば覚えただけ結果が出る」というのがその理由。それが糧となって、劇的に英語力が上がったそうで、これは見習わなきゃいけないと思いました。

効率の良さを実感するリモート授業。

授業はすべてZOOMを利用するので、オンラインで完結します。移動時間や場所に縛られないのはいいですね。講師陣のコミュニケーションスキルの高さも手伝って、リモートのネガは感じたことがありません。その緊張感を含めて、対面授業のような濃密な時間です。何しろ2時間があっという間に過ぎてしまう。学生時代、2時間の授業なんて長すぎて、居眠りとかしていたなぁと思うと、その質の高さを実感します。しかし、自分と闘わなければいけない予習と復習に対しては、まだ怠慢な学生気分が抜けていないなぁ……と、自分を責める日々を過ごしています。こんな神田外語Extensionのプログラムに対して、さらにコツが掴めてきたら、あるいは新発見があったら、またレポートしたいと思います。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

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