「困っている人に傘を差し伸べる存在に」これが自分のモットー

12月9日（土）午後、公立高校でご活躍中の金井先生をお招きして講演会が開催されました。英語教員ネットワークの登録メンバーに向けた今回の講演会は、対面とオンラインのハイブリッド型で実施。

対面が6名、オンラインが6名と計12名が参加されました。年齢層は大ベテランから若手、在学生（1年生）までそろい、講演者である金井先生とともに、ご経験を通じたご自身の考えをそれぞれが忌憚なく発言できる時間となりました。

だれかの役に立つ、という視点で在学中はコミュニケーションを促進する企画やボランティアに積極的に関わり、「困っている人に傘を差し伸べる存在でいたい」という気付きを得たことや、卒業後、教員生活で得た経験をもとに、さらなるステップアップに向けて海外の大学院を目指しているお話しなど、内容の濃い話題が盛りだくさんでした。

また、これまでの教員生活5年間の振り返りをはじめ、生徒のためにわかりやすい英語の教え方を工夫してきたこと、そして未来を担う生徒のために学校をよくしたいという情熱を学校という組織にぶつけてきたことなど、改革をうながしてきた事例を伺った後、国の指針なども取り上げながらワーキングを実施。

日頃から様々な環境下で活躍する英語の先生方からは貴重な意見がたくさん飛び出し、金井先生や、参加者同士で共感しあう場面も多々ありました。

参加者のおひとりからは、ためになるメッセージがいくつもあり、感銘を受けたとうれしいご感想をいただきました。また、ベテランの先生からは、長い教員生活において、組織を変えることの大変さについてご発表いただく場面も。双方向コミュニケーションにより、参加者にとっても、金井先生にとっても大変有意義な時間となりました。

今後もKANDA Alumni Teachers’ Networkでは、コミュニケーションが取れるイベントを開催予定でおります。「この内容なら勉強会につなげられる」や「情報共有の場として、このテーマで交流イベントを実施して欲しい」といったご要望や講演可能な先生がいらっしゃいましたら、KANDA Alumni Teachers’ Network事務局までご一報ください。引き続き皆様からの情報提供やアイディア、要望などをお待ちしています。