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3,674km from Japan

ベトナム語の難しさに向き合いながら
保険ビジネスの成長に期待する日々。

有年 賢二 KENJI ARITOSHI

ベトナム/ハノイ

SOMPO HOLDINGS GROUP

東京都立翔陽高等学校出身

国際言語文化学科(現アジア言語学科 ベトナム語専攻 2014年卒業

 損保ジャパン日本興亜のベトナム現地法人で、日系企業のマーケティングを担当しています。主な仕事内容は、日系企業のお客様に保険の紹介を行うこと。ベトナム人が担当の場合は、ベトナム語で保険の説明をさせていただきます。ハノイ事務所ではベトナム人スタッフが100名ほどいて、ホーチミン事務所では約80名のベトナム人スタッフが共に働いています。ベトナム語は言葉遣いが難しく、敬語も一語一語に気を遣わないといけません。たとえば「チ」は年上の方につかう敬語です。これを忘れると、ベトナムの年上の女性は指示を聞いてくれないという側面もあるほどです。

 今、ベトナムで最も伸びている保険分野は、車の保険です。しかし、車体を対象とした保険だけなのです。自賠責や自分がぶつけてしまった時の保険などを整備する必要があります。今後、車の販売はますます伸びていくことでしょう。それに比例して事故も増えていくと思います。ベトナムに賠償の概念を定着することで、保険ビジネスはさらに伸びていくと期待しています。実はベトナムの事務所にいる日本人社員の中で、ベトナム語ができるのは私だけなのです。ベトナムの人々と速やかに意思の疎通を図れる存在として、もっと活躍の場を広げていきたいと考えています。それが会社にも、ベトナムの社会にも役立つことにつながると信じています。

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