世界就職

in Japan

インドネシア人社員に信頼される
存在として、彼らをサポートしていく。

栗林 亜鐘 AKANE KURIBAYASHI

日本

株式会社ORJ/工場内通訳、技能実習生活サポート

東京都立つばさ総合高等学校出身

国際言語文化学科(現アジア言語学科) インドネシア語専攻 2012年卒業

 幼少期より貧困問題に関心があり、いつかその問題に直接向き合える国際機関で働きたいという夢を持っていました。大学でインドネシア語を専攻してからインドネシアという国が大好きになり、大学の勉強だけで終わらせるのはもったいないと大学院に進学し、インドネシア社会について研究をしていました。就職活動もインドネシアに関係のある企業に絞り、流通大手の企業を経てNPO法人に転職をしましたが、なかなかインドネシア人と直接ふれ合える仕事にはつけず、現在の会社に転職を決意しました。とにかく、仕事をするならインドネシアでした。今の会社では、ある大手自動車メーカーの工場に常駐し、インドネシア人社員の労務・人事サポートを行っています。彼らが勤務中は私も工場の中を巡回して必要に応じて通訳をしたり、勤務終了後は彼らの生活面のサポートも行っています。大変ハードな仕事ですが、身に付けたインドネシア語を駆使して、彼らにとってより働きやすい環境づくりに貢献したいと思っています。

 インドネシア人は、人懐っこく、フレンドリーな人が多い。だから、彼らの役に立ちたいという思いが強くなるのかもしれません。たとえば、最近仕事で、彼らの勤務後に日本語の先生として教壇に立つ機会がありました。インドネシア人に授業をするのは初めての経験でしたが、彼らの明るさのおかげでとても楽しく授業をすることができました。神田外語大学ではインドネシア語はもちろん、フィリピン人女性支援のサークル( DAWN KUIS )で代表を務めるなど、本当に価値ある時間を過ごすことができたと感謝しています。今後のキャリアはまだ具体的に描いていませんが、これからもずっとインドネシアには関わっていきたいと思っています。

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