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イベント/レポート

第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016inいわきで本学学生が通訳ボランティアとして活躍しました

2016.08.22
神田外語大学
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世界12の国と地域を対象とした、将来のプロ野球界を背負う15歳以下の予備軍の選手たちによって行われる、「第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016inいわき」が、7月29日(金)~8月7日(日)まで福島県いわき市のいわきグリーンスタジアム、南部スタジアム、平野球場で開催され、本学の学生8名が通訳ボランティアとして参加しました。
 
参加している学生たちは、各国のチーム付通訳、大会役員付通訳、運営局のサポート、練習・試合後の選手たちのケアなど、いろいろな役割を担い活躍しました。
 
大会初日の7月29日(金)には、いわきグリーンスタジアムに各国の代表選手が集い、開会式が行われました。
 
開会式では、英米語学科4年の金宮奈美さんが、会場責任者の日本語のナレーションを英語に通訳しました。

◆第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016inいわき 開催概要

【日程】

2016年7月29日(金)~8月7日(日)
 
【会場】
いわきグリーンスタジアム(福島県いわき市常磐湯本町上浅貝110-33)
南部スタジアム(福島県いわき市錦町細谷102-76)
平野球場(福島県いわき市平上荒川字島田68)
 
【参加国】
日本、韓国、キューバ、オーストラリア、チェコ、コロンビア、アメリカ、台湾、
ベネズエラ、メキシコ、パナマ、ニュージーランド(全12の国と地域)
 
【参加学生】(通訳ボランティア) 
薜鳳さん/国際コミュニケーション学科4年
須藤一流さん/国際コミュニケーション学科3年
阿久津英之さん/イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年
三橋匡介さん/イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年
板津寛毅さん/英米語学科4年
金宮奈美さん/英米語学科4年
榊原真里菜さん/英米語学科4年
佐久間大樹さん/英米語学科4年
 
▼第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016 in いわき開催支援委員会
http://iwaki-u15.com/

◆参加学生インタビュー

国際コミュニケーション学科3年 須藤一流さん

今年の2月に第2回通訳ボランティア育成セミナーに参加し、それからは、サッカーや野球などの大会での通訳ボランティアに挑戦しています。今回の大会では、韓国チーム付通訳として仕事をしています。初日には、監督会議で英語と日本語で話された内容を韓国語に通訳する業務を行いました。通訳する時には、自分の推測で行うのではなく、監督や選手が伝えようとしていることをくみとって、正確に通訳することが重要だと学びました。自分の意見を勝手に混ぜて通訳をしてしまって、それがチーム全体に悪い影響を及ぼしてしまったら困ります。そのため、私は監督がチームに伝えようとしている重要なことを聞きながら、必ずメモに残し、自分の推測で間違った指示を伝えない様に正確性を重視して、通訳をするようにしています。将来は、通訳士を目指しているので、今回の経験を糧にもっと積極的にボランティアに参加し、多くのことを吸収していきたいと思います。

▲韓国語チーム付通訳 須藤一流さん(1) 写真左

▲韓国語チーム付通訳 須藤一流さん(2)

国際コミュニケーション学科4年 薜鳳(セツ ホウ)さん

大学で開催された通訳ボランティア育成セミナーに参加したことがきっかけで、ボランティアに参加するようになりました。通訳の仕事をしながら、組織の運営方法なども学ぶことができるので、毎回貴重な体験をしています。今回は、台湾チーム付通訳として、日本での買い物の方法や、選手が欲しがっているものがどこで手に入るのかを調べたりするなど、試合だけでなく日常生活の面でもサポートをしています。の選手たちは、日本の文化やマナーを知らない為、日本独特の習慣があるエレベーターやエスカレーターの乗り方などに苦労していることもあります。私は、自分が日本に留学に来て苦労した経験をもとに、文化、習慣の違いを上手く伝えてサポートするように努力しています。大会初日は、スケジュールに追われ、チーム付通訳として上手く仕事することが出来なかったと反省しています。運営事務局と連携しあい、大会がもっとスムーズに行われるようにすることもボランティアの仕事なのだなと感じました。台湾の選手たちは、2週間という短い滞在機関の中で、積極的に日本の文化や習慣を身につけようとしてくれています。今回のボランティアでは、異文化をしっかりと学び、理解していくことが、語学力と共に重要であることに気付かされました。
 

▲台湾チーム付通訳 薜鳳(セツ ホウ)さん

▲ホテル受付 試合前最終打合せ

▲大会会場へ向かう台湾チーム(1)

▲大会会場に向かう台湾チーム(2)

◆大会事務局担当者インタビュー

いわき市文化スポーツ室 室長・高田悟様

神田外語大学の学生は、チーム付通訳や役員付通訳として、市の職員と上手く連携をしながら大会の運営に広く関わり、活躍していただいています。とくに、役員付通訳は単なる通訳ではなく、非常に配慮が必要になる仕事です。仕事ぶりを見ていると学生たちは、語学力だけではなく、人間的にも優れているなと感じています。今後も、いわき市は国際的な競技大会や会議等の会場誘致活動を行っていきます。是非、今回のような大会が開催されることになりましたら、神田外語大学の学生たちには、また協力いただけたらと思っています。

▲アメリカ代表VS台湾代表

▲開会式の様子



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