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1,141km from Japan

韓国の学生に、日本語を教えるとともに
日本のおもてなしの心を伝えたい

佐々木 真希 MAKI SASAKI

韓国/京畿道平沢市

韓国観光高校

桜美林高等学校出身

韓国語学科(現アジア言語学科 韓国語専攻) 2009年卒業

 大学で韓国語を学んで以来、将来は韓国で日本語教員になりたいと思っていました。そのため、大学院で日本語教育を専攻しましたが、教員になる前に韓国語を活かした仕事がしたいと思いホテルに就職しました。ホテルで仕事を続ける中で、韓国で日本語教員になりたいという思いが益々強くなっていきました。そして、韓国にまた住みたいという希望もありました。大学3,4年次にダブルディグリー制度で慶煕(キョンヒ)大学に留学した素晴らしい経験が、原動力になったのかもしれません。似ているようで似てない隣人。ものの考え方は違うけれど、独特の温かさも魅力でした。現在の勤務先の高校の求人を知ったとき、観光というジャンルで今までのホテルでの経験が活かせる、まさに私の求める条件を備えていると思い転職を決めました。

 韓国観光高校には、日本語のほかに英語、中国語の3学科があります。私は日本語の授業を担当していますが、英語、中国語を教える先生方とも積極的にコミュニケーションを図っています。彼らと話す時は英語ですが、志が同じなので共通点が多く、とても良い関係を築いています。 学生たちはとても熱心で、その熱意に応えたいと私も頑張っています。顧問をしている日本語演劇部の学生たちと積極的に交流したり、昼休みにフリートーキングの時間を設けたりして、日本語で話す楽しみを知ってもらうため、学生たちと過ごす時間をとても大切にしています。教科書だけではなく、プラスアルファの知識を提供したい。そのために、私のホテルでの経験も大いに役立っていると自負しています。私の授業を通じて、学生たちに伝えたいのは、日本の“おもてなし”の心です。ひとりでも多く、日本への理解を深めてくれたら最高にうれしいですね。

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