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2017年度「海外実習」日本語ティーチング・アシスタント

2017.11.15
神田外語大学
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本学日本語教員養成課程の「海外実習」として、交換留学協定校であるタイのブラパー大学で日本語ティーチング・アシスタントを行いました。

実施から9年目を迎えるこのプログラムは国際交流基金の「海外日本語教育インターン派遣プログラム(大学連携パートナーズ)」に採択されており、実習生は経費の支援を受けています。

実習期間:2017年8月18日~9月9日

参加者(3名):
   成田ひかる(アジア言語学科タイ語専攻4年)
   澤野愛子 (アジア言語学科タイ語専攻4年)
   森山晃子 (アジア言語学科タイ語専攻4年)

▲ ブラパー大学校舎前

4月から7月は本養成課程の「日本語教育実習」で、日本文化や初中級の文法、会話や聴解の授業計画、教案作成、さらに模擬授業を繰り返して準備を行いました。現地では実際に教壇に立つ他、授業のアシスタントとして、学生の日本語学習をサポートする活動にも積極的に取り組みました。また、ブラパー大学の附属学校(Piboonbumpen Demonstration School of Burapha University)では中高生に、タイ早稲田日本語学校では高校、大学、社会人学生に日本文化を紹介する授業を行いました。

実習生の体験談をお届けします。

成田 ひかる(アジア言語学科タイ語専攻4年)

「海外実習」を通して、事前準備の大切さを学びました。学生の日本語レベルにあった教案やパワーポイント、プリント、宿題を作って授業に挑んだつもりでしたが、実際の授業では予想外の質問や展開があり、上手く対応できませんでした。実習生同士で協力し準備することも大事だと思いました。
 
タイ人の学生は熱心で、いつも笑顔で授業を受けていて、楽しみながら日本語を勉強していると感じました。授業内外でも、日本語やタイ語で質問したり、話しに来たりする学生がたくさんいました。私自身も1年生の時に参加したスタディツアーでタイ人の友達ができたことで学習意欲が向上したので、実習を通してタイ人学生も同じであったら嬉しいです。

澤野 愛子(アジア言語学科タイ語専攻4年)

実習生として教える立場で参加したことで、1年生の時に参加したスタディツアーはとは違う経験をすることができました。学生はとても勉強熱心で、分からないことがあると進んで聞いてきました。授業以外で会った時も、日本語で話し掛けてきて、コミュニケーションを取るのが上手だと感じました。日本語が分からない時は、タイ語を少し使ってサポートしました。

授業は事前準備がとても大切で、全体的に足りなかったということが反省点です。良かった点は、学生が分かりやすいパワーポイントを用意して授業ができたことです。お互いに、教え合うことも文化交換もできたのではないかと思います。

実習前準備の様子

▲ 教材の準備

▲ 模擬授業

ブラパー大学での実習の様子

▲ 控室にて授業前の打合せ

▲ 授業後に学生と

▲ 授業中1

▲ 授業中2

▲ 授業中3

▲ 授業中4

日本文化紹介・交流

タイ早稲田日本語学校 日本の観光地を紹介 1

タイ早稲田日本語学校 日本の観光地を紹介 2

ブラパー大学附属校 日本のお祭りを紹介 1

ブラパー大学附属校 日本のお祭りを紹介 2


帰国後、実習生は国際交流基金への報告書及び本養成課程の「海外実習」報告書を作成し、その成果について養成課程を履修する学生を対象に報告会を行いました。

当日はパワーポイントを使って、「海外実習」全体の流れや各授業の準備、また現地での実際の授業の様子について説明しました。

実習報告会(10月5日 4-304教室)1

実習報告会(10月5日 4-304教室)2

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