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イベント/レポート

神田外語学院で「英語教育公開講座2018」が開催されました

2018.08.03
神田外語グループ
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神田外語学院で「英語教育公開講座2018」が7月28日(土)、7月29日(日)の2日間で開催されました。英語教育公開講座は、英語教員、英語教育関係者や英語教育に関心のある方を対象にして、英語教育に関する講座を開いております。当初の受講登録者数は2日間で400名を越えており、台風の影響で欠席者が多数となりながらも、1日目には140名(※)、2日目には176名が参加し、2日間合計で316名の参加がありました。
 今年は「Cutting Edge of English Education /英語教育の最先端」といったテーマとなっており、近年の英語教育を取り巻く環境の変化への対応にいち早く取り組んでいる例を集めたいという思いが込められています。

※1日目は台風の影響で1コマ目までの授業となりました。

▲登録済みの受付の様子

▲当日受付の様子

午前の基調講演では、東京都千代田区立九段中等教育学校英語科教諭でELEC 同友会英語教育学会常任理事の岩瀬俊介氏が「英語4技能指導の方法と考え方」と題し、本館7階講堂で講演をしました。講演の内容としては、英語4技能についてのメリット・デメリットや中学校・高校での授業方法、4技能指導による成果など、資料ベースでの説明だけでなく、岩瀬氏自身が実際に学校で行った授業を撮影した映像を流しながら講演をしました。
 基調講演を受講した女性高校英語教員は「4技能指導はなかなか出来るものではないと思っていたが、計算されつくされた指導方法を聞いて、自分でも出来るのではないかと思った。とても参考になった。」と感想を述べました。その他にも「4技能指導に何が求められているのかがわかったので、新学期に活かしたい。」「新しい発見があったので、自分でも指導方法を研究していきたい。」といった声がありました。

▲自身の授業映像を使った講義

 午後からは2020年の学習指導要領改訂を前に、「中学・高校の現役教員による実践講座」や「学習活動のアイディア」などの5つのカテゴリーからなる、近年注目を集める種々のテーマを扱った講義形式の講座と体験授業が開かれました。講座・体験授業合わせて27の講義があり、その中から自身の興味のあるものを選択して受講することができます。

『英語教育公開講座2018 講座カテゴリー』
1.中学・高校の現役教員による実践講座
2.CLIL 授業計画(内容言語統合学習)
3.学習活動のアイディア
4.ICTの活用
5.英語外部試験と4技能型入試

▲授業の様子

 男性英語中学校教員は「生徒が主体的に取り組む英語授業の創造」を受講し、「学外に出たときに間違えないように、むしろ授業内で生徒にどんどん間違えさせ、失敗させることの大切さを学ぶことができた。」と感想を述べました。
 また、HELP(※)体験授業「バーチャル英語圏社会で英会話を学ぶ語学プログラム」を受講した男性英語高校教員は「ゲーム感覚で現代のニーズに合わせた内容の授業で新鮮だった。学生のモチベーションアップにも繋がるはず。」とのことでした。

※Hybrid English Learning Program

「英語教育公開講座2018」概要

【日     時】7月28日(土)、7月29日(日)
            受付 9:30  1コマ目 10:00-12:00 2コマ目13:00-15:00  3コマ目15:20-17:20
         ※7月28日(土)については台風の影響で1コマ目までの授業となりました。


【開 催 場 所】神田外語学院
【受  講  料】1講座につき2,000円(税込)
 基調講演と体験授業は無料
【そ  の  他】詳細はホームページ参照
      
https://www.kandagaigo.ac.jp/eikyo/



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