コラム
2018 Apr. 3
「try」する時は後ろに注意!
Mai: I had a terrible headache this morning.
John: Did you? Are you okay?
Mai: Yes. I tried to take a medicine.
John: ???
なぜジョン君は混乱しているのでしょう?
こんなふうな会話になっているハズなのに…
舞:今朝ひどい頭痛がしたの。
ジョン:ほんと?大丈夫?
舞:ええ、薬を飲んだから。
どこがおかしいのよ?と言いたいところですが舞さんの最後のセリフ、
実はネイティブにはこんな風に聞こえています。
「一生懸命集中して薬を飲もうとしたのよ」
これでは「で?ちゃんと口に運べた?」とでも聞きたくなりますね。
Tryはうしろに動名詞(~ing)がくると「~してみる」、
うしろにTo 不定詞がくると「~しようと試みる」という意味になります。
-ingを使うときは、
「他にも色々方法はあるけれど、~をしてみる」という意味で、
to不定詞を使うときは「その動作に集中して頑張る」
というような意味になるのです。
例えば窓がなかなか開かなかったとしましょう。
一生懸命押したり引いたり、なんとか窓を開けようと頑張っているのは
I try to open the window.です。
反対に、部屋の空気が悪い。消臭スプレーしよ~かなー、
空気清浄機つけよ~かなー、エアコンつけよ~かなー、
そうだ!窓開けよう、という時は
I try opening the window. なのです。
マイクに電話してみる
=I’ll try to call Mike. ×
「えーと、電話ってどうかけるんだっけ?まずは受話器を持って…」
I’ll try calling Mike. 〇
「電話してみる」
旅行に行く
=I’ll try to go to Kyoto. ×
「まずは新幹線に乗ってだな…」
I’ll try going to Kyoto. 〇
「そうだ、京都行こう!」古。
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