facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2018 Nov. 16 ビジネスの現場では必須!英語の時間表現を身につけよう!
Kanda Gaigo Extension

 

ビジネスシーンにおいて、時間を表現することはよくあるはずです。外国人の同僚に「今何時ですか?」と聞かれて答えることができますか?逆に自分が質問したときに、返ってくる英語を聞き取ることができますか?ここでは、ビジネス英語における時間表現について詳しく紹介していきます。これを機に時間表現の英語をマスターしておきましょう。

英語での時間表現【初級】

まず知っておきたいのは、海外では24時間表記をしないということです。日本人は「13時」や「20時」といったように24時間周期で表記します。しかし、海外の場合は基本的に「午前10時」や「午後5時」といったように午前と午後に分けて12時間で表記します。午前は“a.m.”で、午後は“p.m.”と表記します。それぞれラテン語で“ante meridiem”、“post meridiem”の略となりますので、略記を表すピリオドを忘れずに書きましょう。
また、日本語では「午前・午後」は時間の前に書いたり言ったりしますが、英語の場合は時間の後ろに来ます。例えば、“11 a.m.”などとします。

その他に、使える表現として以下のものがあります。

“in the morning”
“in the afternoon”
“in the evening”

例えば、“eight in the morning”や“ten in the evening”といったように使います。

英語での時間表現【中級】

初級では、○時〇分の「○時」の表現の仕方を紹介しました。中級では、「〇分」の部分をどう伝えるかについて取り上げます。3つの方法がありますので、それぞれ以下に見ていきましょう。

■パターン1:数字をつなげて言う
これが一番簡単な方法です。○時を表す数字を言ってから、〇分を表す数字を言うというシンプルなものです。例えば、6時10分のときには“six ten”、7時15分の場合には“seven fifteen”と表現します。

■パターン2:“after”と“before”を使う
“after”と“before”を使う方法もあります。時計の針が12時を指すのを中心に、それを超えた場合には“after”、それより前の場合には“before”を使います。例えば、以下のように使います。
“five after nine”(9時5分)
“five before six”(5時55分)

「○時の○分後」、「○時の○分前」を表しているというわけです。英語になると順番が逆になることに注意してください。つまり、「〇分」部分が先に来ることに要注意。間違えて“nine after five”としてしまうと、5時9分と全く違う時間が伝わってしまいます。

ここで1つ注意点があります。30分の場合には“after”と“before”の中間になってしまいます。その場合には“after”と“before”を使いません。つまり、30分の場合にはパターン2は使わないということを覚えておいてください。

■パターン3:“past”と“to”を使う
こちらの方法はパターン2の“after”と“before”を使う方法とほとんど同じです。“after”と“before”の代わりに、“past”と“to”を使うというわけです。

“ten past six”(6時10分)
“ten to six”(5時50分)

英語での時間表現【上級】

覚えることが多くて頭も混乱してきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでお伝えするのは、上級と言っても難しいわけではありません。中級の知識を知ったうえで、使える知識ということで上級としました。“quarter”や“half”を使う方法です。これを使うことによって相手に正確な時間を伝えることができるので、ぜひ覚えてほしい表現です。
“quarter”には「4分の1」という意味があり、1時間の「4分の1」、つまり「15分」のことを指しています。“half”もこれと同様に、本来「2分の1」という意味から「30分」のことです。中級の知識を基にして例を挙げると、以下のようになります。

“quarter to ten”(9時45分)
“half past ten”(10時30分)

“fifteen”(15分)は“fifty”(50分)と間違えやすく、“thirty”(30分)は“thirteen”(13分)と聞き間違えやすいものです。そのため、“quarter”や“half”を使うことで正確な時間を相手に伝えることができるはずです。また、“quarter”や“half”という表現のほうが聞いていて直感的に理解しやすくなるでしょう。

以上、ビジネス英語での時間表現について詳しく紹介しました。はじめのうちは少し混乱するかもしれませんが、慣れてくれば簡単に感じるはずです。
“six ten”(6時10分)といった言い方は簡単ですが、聞き手からすると「何の数字?」と感じてしまうこともあるかもしれません。つまり、相手に伝わりにくい表現ということになります。正確な情報を相手に伝えるためにも、“after”と“before”、“past”と“to”の表現を身につけることをおすすめします。これを機に、ぜひ覚えてみてください。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込