facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2018 Oct. 7 ビジネスチャンスを掴み取る!ショートプレゼンで役立つ英語表現とは?
Kanda Gaigo Extension

 

ショートプレゼンとは、その名の通り、短い時間で行うプレゼンのことです。どのくらいの時間でプレゼンをするのかは、その時の状況にもよりますが、1分・3分・5分などでプレゼンをすることになります。ここではショートプレゼンで役立つ英語表現について紹介していきますので、これを参考にプレゼンを考え、ビジネスチャンスを掴み取りましょう。

ショートプレゼンとは

まずは、ショートプレゼンについて説明していきます。ショートプレゼンというのは、冒頭にも紹介した通り、短い時間で行うプレゼンのことです。
そもそもプレゼン(プレゼンテーション)とはどういう意味でしょうか。プレゼンとは、情報伝達手段の1つで、聞き手に情報を提示し、理解・納得を得る行為のことです。とすると、私たちがよくイメージするような、会議室でスクリーンを見ながら行うものに限らないというわけです。ビジネスチャンスは突然やってきます。例えば、エレベーターの中でキーパーソンと出くわすこともあるでしょう。そうした際に、1分もない短い時間で、自分自身や自社の商品を売り込むショートプレゼンの力が大切になるのです。

1分のショートプレゼン

エレベーターでの移動中など、限られたごく短い時間で行うプレゼンを「エレベータートーク」や「エレベーターピッチ」などとも言います。狙ってエレベーターに乗り合わせるわけではありませんし、自分の話したいことをすべて聞いてくれるとは限りません。そこで、あらかじめ1分程度で自分自身や自社の商品を売り込むためのプレゼンを考えておく必要があるのです。

■1分のショートプレゼンに役立つ英語表現
1分のショートプレゼンに役立つ英語表現を紹介していきます。

“Excuse me, but aren’t you ○○?”
(失礼ですが、○○さんですか?)

“I’m〈名前〉and〈役職名〉at〈会社名〉.”
(私は〈会社名〉で〈役職名〉を務めている〈名前〉です。)

“Would you mind talking about our product?”
(弊社の製品についてお話させていただいてもよろしいでしょうか?)

ここまでの自己紹介を20秒程度で済ませれば、残りの40秒はあなたが自由に使える時間となります。売り込みたい製品の魅力をプッシュしましょう。プッシュに使えるフレーズを知りたい方はこちらの「営業で使えるビジネス英語」をご覧ください。

3分・5分のショートプレゼン

こちらの場合は、会議室などで複数人の相手に対して行う形式のものが大半でしょう。そうした場合には、“Introduction”(序論)、“Body”(本論)、“Conclusion”(結論)という構成でプレゼンをまとめてください。

■ショートプレゼンの時間配分
ショートプレゼンをする際は、以下の時間を目安として配分を考えていきましょう。

■3分のプレゼン
Introduction:30秒
Body:2分
Conclusion:30秒

■5分のプレゼン
Introduction:30秒
Body:3分30秒
Conclusion:1分

“Introduction”(序論)に役立つ英語表現
導入部分はできるだけ短くしたいところですよね。しかし、話しているのがどういう人物か分からなければ興味も湧きづらいものですので、必ず名乗るところから始めてください。

“Hello, everyone. I’m Taro Kanda. I work in the marketing department at ABC company.”
(皆さんこんにちは。私は神田太郎です。ABC社のマーケティング部で働いています。)

これで自己紹介は終了です。導入部分でもう1つ大事なことは、これから何を話すのか伝えるということです。以下のような表現を使い、なるべく簡潔に、かつ分かりやすいように伝えてください。

“I’m going to talk about ~.”(これから~についてお話します。)
“Let me talk about ~.” (これから~についてお話します。)

“Body”(本論)に役立つ英語表現
次に、最も肝心な本論の部分。簡潔に分かりやすく伝える必要があります。伝えたいことが複数ある場合には、厳選して最小限のポイントに抑えてください。伝えるべき情報が決まったら聞き手が理解しやすい構成を考えます。まずいくつの情報を伝えようとしているのか明らかにします。それから1つずつ説明するように構成してください。例えば、製品の魅力を伝えるプレゼンの場合には、「弊社の製品には3つの長所があります。1つ目は○○で……」といったように構成すると聞きやすいプレゼンとなります。

“There are three points I’d like to talk about our new product.”
(新製品の魅力についてお話したいことは3つあります。)
“First, ~”(最初に~)
“Second, ~”(次に~)
“Finally, ~”(最後に~)

以上の表現を使って分かりやすい構成を考えましょう。また、各ポイントで話す内容も吟味して簡潔にしてください。

“Conclusion”(結論)に役立つ英語表現
最後に、結論です。この段階では残された時間が数秒になってしまうかもしれません。焦ってしまう気持ちも分かります。しかし、話の最後の部分は相手の記憶にも残りやすいので、投げやりに終わらせるのではなく、丁寧に話すことが大切です。以下の英語表現を使って最後に結論と感謝の気持ちを伝えてください。

“In conclusion ~”(結論として~)
“I’d like to summarize the key points ~”(要点をまとめると)

“This is all for my presentation.”(これで私のプレゼンを終わります。)
“Thank you so much for your attention.”(ご清聴ありがとうございました。)

ここでは、ショートプレゼンで役立つ英語表現について紹介してきました。プレゼンで最も大切なのは話す内容です。重要なポイントを簡潔にまとめることで、相手の印象に残りやすい素晴らしいプレゼンとなるでしょう。ここで紹介した英語表現を使って、あなたが考えた内容を原稿にしてみてください。そうして、原稿を見なくても言えるようになるまでしっかりと練習することで、突然のビジネスチャンスも掴み取ることができるようになるはずです。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込