コラム
2017 Oct. 31
第34回 お願いしたいことがあります
<ライバルに差をつけるBusiness Emailの書き方>
さて、自分でルーツを探索するのも旅の醍醐味ですが、調査会社に依頼することも多く、依頼の表現としては、お馴染みの Would you…?, Could you…? がありますが、この表現に違いはあるのでしょうか。
では、問題です。メールの最後で「あ、そうだ。もし、時間があったら今夜、電話もらえる?」って書いておこうと思ったあなた。次のどちらの表現を使いますか?
a) Would you call me tonight?
b) Could you call me tonight?
正解。
別にどちらでも構いません。
が、Would you と Could you ではニュアンスが違ってきます。
Would youの基本は、「相手の意志を訪ねる」ですから、A) の Would you call me tonight? は「あなた、私のために、今夜電話をくれますか?」という、相手に約束を取り付けようとするイメージです。
一方、Could youの場合は、相手が忙しい人だったり、相手の状況がよく掴めない、この場合、相手が電話できる状態かどうか不明のため、「あなた、今夜私に電話することができますか?」、と可能かどうかを尋ねています。この「相手の状況が掴めない」というニュアンスから、相手の都合を気遣い、見ず知らずの人にものを尋ねる場合も、Could you がよく使われています。
Would you か Could youのどちらにしようか迷ったら、Would you mind calling me tonight? と 相手に選択肢を与えているより丁寧な表現であるWould you mind ~ing を使ってみましょう。
次回は、様々な依頼表現を確認していきます。
まずは、説明動画をご覧ください!
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