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神田外語Extension

Columnコラム

2019 Sep. 21 実は難しい「○○さんが~と言った。」
Hisako Renfro

015.スミス様からお電話がありました

スミス様からお電話がありました。

Mai: Mr. White, Mr. Smith from ABC Co. called. He said I am coming to see him this afternoon.
舞: ホワイトさん、ABC社のスミス様からお電話がありました。本日の午後、私が彼に会いにくるそうです。

Mr.White: What? Mr. Smith said that YOU were coming to see HIM?
ホワイトさん: え?君が彼に会いに来るって、スミスさんが言ったの?

Mai: No, no. Mr. Smith is coming to see you.
舞: いえ。スミスさんがあなたに会いに来るんです。

Mr.White: Oh, you mean he said HE was coming to see ME.
ホワイトさん: あぁ、ぼくに会いに彼が来るって、彼が言ったんだね。

Mai: Didn’t I say that?
舞: わたし、そう言いませんでしたか?

Mr.White: Not quite.
ホワイトさん: 言ってないでしょ。

単に片付けてしまえば「文法ミス」です。
他者が言ったことを第三者に伝える方法を、日本語では間接話法、
英語ではReported Speechと言います。

日本語は「~さんが~だと言いました」だけで良いので簡単ですが、
英語では主語・目的語と時制を瞬時に変えなければいけません。
大切なのは聞き手視点から考えることです。
舞さんはHe said I am coming to see himとしてしまいましたが、
聞き手であるホワイトさんの視点から見ると、
He said he was coming to see youとならなければいけないのです。

時制もスミスさんが言ったことは過去ですからwasに変える必要がありますね。
では少し練習してみましょうか。

次の文章は私のセリフです。
間接話法に変えてShe said…という文章に直してください。

質問
(1) I am very excited to visit my friend in Paris.
(2) Mike told me he loved me.
(3) My mother has two dogs.

答え
(1) She said (that)  she was very excited to visit her friend in Paris.
(2) She said (that) Mike told  her he  loved her.
(3) She said (that) her mother  had two dogs.

わたしは学生の頃、授業中にネイティブの先生が言うことをいちいち密かに
間接話法にする練習をして、一人で充実感を得ていました(笑)。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

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