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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Dec. 20 【英語2分間チャレンジ!】第50回
Takako Kurimoto

(1) There are a lot of high-class stores along _ _ _ _ _ in New York.
(A) Fifth Avenue (B) the Fifth Avenue (C) a Fifth Avenue (D) Fifth Avenues

(2) There was a notice saying “No trespassing on the _ _ _ _ _” on the gatepost.
(A) premise (B) premises (C) premising (D) premised

(3) “Do you think Ms. Ito is well _ _ _ _ _ the position?” “Definitely!”
(A) qualifying for (B) qualification as (C) qualified for (D) to qualify

(4) If you _ _ _ _ _ a visitor, get an admission card at the reception desk.
(A) be (B) are (C) were (D) will be

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【訳例・解説・解答】

(1)「ニューヨークの五番街沿いには高級店がたくさんある」
冠詞の問題です。aとanは不定冠詞、theは定冠詞と呼ばれますが、文法上では「冠詞は形容詞」として扱われています。問題文のFifth Avenueはニューヨークにある有名な通りの名前ですね。アメリカ中にfifth avenue「5番街あるいは5番通り」と呼ばれる通りはたくさんあると思いますが、FとAが大文字で書かれているのはニューヨークの五番街だけ。なぜか日本語でも5ではなく五という漢字を使うことが多いですね。つまり「五番街」はKurimotoやTokyoと同じ「固有名詞」なんです。普通、固有名詞には冠詞を付けませんので、aもtheも付けないようにしましょう。正解は(A) Fifth Avenue。

(2)「門柱には『構内立ち入り禁止』の掲示が貼られていた」
適切な名詞を選ぶ語い問題です。名詞のpremiseは「前提;仮定」という意味ですが、検定英語などでもよく目にする複数形のpremisesは「構内;敷地;家屋敷;店舗」の意味で使われます。なお、前置詞はinでなくonということも覚えておきましょう。正解は(B) premises。

(3)「伊藤さんはその仕事に適任だと思いますか?」「もちろん!」
成句問題です。qualifyは「(人)を適任とする」という意味の他動詞で、《 be qualified for ~》の形で「~に適任である:~の資格がある」という意味でよく使われます。また、《 be qualified to不定詞 》「~するのに適任である;~する資格がある」や《 be qualified as ~》「~として適任である;~としての資格がある」の形もよく見かけます。正解は(C) qualified for。

(4)「来館者は受付で入館許可証をお受け取り下さい」
正しい動詞の形を選ぶ問題です。ifという語が使われているからといって必ずしも「仮定法」の文とは限りません。「単なる事実や条件」を表すときにもifはよく使われます。例えば、If it is sunny tomorrow, we will go on a picnic.「明日晴れなら、ピクニックに行く」(第6回参照)という文のIfは「明日が晴れという条件なら」と言っているだけで、何か起こりそうもないことを仮定しているわけではありませんね。こういう文を「条件文」と言います。問題文も「来館者という条件なら~してください」と言っているに過ぎません。仮定法ではありませんので、wereは選ばないでください。正解は(B) are。

まずは、説明動画をご覧ください!

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