facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2018 Dec. 14 【英語2分間チャレンジ!】第49回
Takako Kurimoto

(1) The travel bureau gives a city map to _ _ _ _ _ asks for it.
(A) whomever (B) whichever (C) whoever (D) wherever

(2) Don’t you think Alex _ _ _ _ _ after his father in every way?
(A) looks (B) keeps (C) gets (D) takes

(3) I don’t know why, but the _ _ _ _ _ officer thoroughly inspected only my baggage.
(A) custom (B) customs (C) customary (D) customer

(4) There is a small island off Izu where a lot of Japanese monkeys _ _ _ _ _.
(A) inhabitant (B) habitat (C) inhabit (D) habitus

49

【訳例・解説・解答】

(1)「その旅行案内所では求める人には誰にでも市内地図をくれる」
適切な関係詞を選ぶ問題です。選択肢はすべてeverが付いていますね。このような関係詞を「複合関係詞」と呼びます。「誰でも、どれでも」のように「~でも」と訳します。「求めれば誰にでもくれる」と言っているようですから、「人」を先行詞とする関係詞が必要のようですね。候補は(A) whomeverあるいは(C)whoeverです。さあ、どちらを選びますか? toという前置詞の後ろには目的格が必要だからwhomever? でも空所の後ろのasksは動詞の三単現。動詞の前には主語が必要だから主格のwhoever? 勝者は主格! 「関係詞の主格は目的格より強い!」と覚えてくださいね。ちなみに関係代名詞thatと関係副詞whyにはeverは付けられません。正解は(C) whoever。

(2)「アレックスは何から何まで父親そっくりだ」
成句問題です。「アレックスは父親にin every way(あらゆる面で)~だ」と言っています。選択肢はすべてafterを後ろに従えると、成句となる動詞です(辞書で意味を調べてみましょう)が、文脈に合うのはtake after「似ている」だけです。「似ている」という意味の1語の動詞はresembleです。よく使われる他動詞で、「人」だけでなく「物事」に使うこともできます。一方、take afterは「人」にしか使えません。しかも、目的語になれる「人」は血縁関係のある、主語より年上の「人」に限ります。「息子が父親に似ている」のであって「父親が息子に似ている」は変ですよね。正解は(D) takes。

(3)「その税関職員はなぜか私の手荷物だけを徹底的に調べた」
適切な形の語を選ぶ問題です。名詞には、単数形と複数形で意味が変わってしまう語があります。代表的なものをいくつか紹介しましょう。arm(腕)とarms(武器)、day(日)とdays(時代)、glass(ガラス)とglasses(めがね)、そして検定英語でもおなじみのcustom(習慣)とcustoms(税関)などです。もちろん、単なる複数を表すときもあるので訳すときには気をつけましょう。問題文のcustoms officerは名詞customsを形容詞的に使っている例です。正解は(B) customs。

(4)「伊豆沖にはニホンザルがたくさん住んでいる小島があるんです」
語い問題です。空所には主語のa lot of Japanese monkeysに対応する動詞が必要ですね。選択肢には似たような単語が並んでいますが、動詞はinhabit「住む」だけで、残りはすべて名詞です。inhabitは「人」にも「動物」にも使えますが、普通は「ある場所に集団として住む」という意味で使われます。他動詞なので「場所」が目的語となります。前置詞は付けません(例:〇Monkeys inhabit the island. ×Monkeys inhabit on the island.)。正解は(C) inhabit。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込