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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Nov. 10 【英語2分間チャレンジ!】第44回
Takako Kurimoto

(1) “The flu is going around.” “I know. _ _ _ _ _ students are absent from my class.”
(A) Very few (B) Quite few (C) Such a few (D) Quite a few

(2) The construction of the bridge is _ _ _ _ _ to be completed a month or so later than scheduled.
(A) like (B) liked (C) likely (D) liking

(3) This morning on the train I ran _ _ _ _ _ an old friend from high school.
(A) for (B) into (C) to (D) at

(4) I think it is about time he _ _ _ _ _ independent of his parents.
(A) be (B) is (C) will be (D) was

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【訳例・解説・解答】

(1)「インフルエンザが流行ってるね」「そうなのよ。私のクラスでもかなりの数の学生が欠席してるわ」
fewの語法問題です。数えられる複数名詞を修飾する形容詞fewは「わずかしかない」という意味で、「ない」ことに重きを置いています。「少ない」ことを強調するときにはvery few、too few、quite fewなどと言います。なお、a fewも「少ない数」の複数名詞を修飾しますが(第23回参照)、「(少しは)ある」ことに重きを置くので、「かなり」という意味のquiteを付けてquite a fewとすると、「ある」ことが強調されて「かなり多い数の」という意味になるので気をつけましょう。ちなみに「少ない量」の数えられない名詞を修飾するa littleも同様に、quite a littleは「かなり多くの量の」という意味になります。正解は(D) Quite a few。

(2)「その橋の建設が完了するのは予定より一か月ほど遅れそうだ」
正しい形の形容詞を選ぶ問題です。likelyは「ありそうな」「起こりそうな」という意味で《 S is likely + to不定詞 》や《 it is likely + (that)節 》の形で使われる形容詞で、「好む」という意味の動詞のlikeとは語源が違います。検定英語などの設問でもしばしば、強調の意味を持つmore、mostを伴って使われます(例:Who most likely are the speakers?「話し手たちは誰だと考えられますか?」)。正解は(C) likely。

(3)「今朝、電車で高校時代の旧友にばったり会ったよ」
成句問題です。意味の通る文になるように適切な前置詞を選び、成句を完成させます。《 run into ~ 》という成句は「(物)にぶつかる;衝突する」という意味の成句ですが「(人)と偶然出会う;ばったり出会う」という意味もあります。その他の選択肢では意味を成しません。なお《 bump into ~ 》も同じ意味の成句です。正解は(B) into。

(4)「そろそろ彼も親から独立してもいい頃だと思う」
仮定法の構文問題です。《 it is time (that) S +動詞の過去形 》の形で「~してもよい頃だ」という意味になります。これはit is timeに続く節の中で仮定法過去が使われている形で、仮定法のひとつです。timeの前にaboutやhighがつくこともあります。なお、《 it is time for人 + to不定詞 》という形もほぼ同じ意味を表します(例:It is time for him to be independent of his parents.)。正解は(D) was。

まずは、説明動画をご覧ください!

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