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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Oct. 27 【英語2分間チャレンジ!】第42回
Takako Kurimoto

(1) My great-grandmother _ _ _ _ _ up five children all by herself after her husband died.
(A) raised (B) took (C) got (D) brought

(2) Peter didn’t show up at the family reunion, _ _ _ _ _ greatly disappointed his parents.
(A) that (B) which (C) in which (D) where

(3) I think we should _ _ _ _ _ the plan before putting it into action.
(A) consider (B) consolidate (C) consist (D) conserve

(4) I want all the sales reports _ _ _ _ _ by the end of the day.
(A) submit (B) to submit (C) to be submitted (D) submitting

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【訳例・解説・解答】

(1)「私のひいおばあさんは、夫の死後、女手一つで5人の子供たちを育てた」
成句問題です。bringという動詞を使った成句は数多くありますが、今回はbring up「(子どもを)育てる;養育する;しつける」を覚えましょう。なお、raiseも「育てる」という意味でよく使われる単語ですが、他動詞なのでupは不要です。正解は(D) brought。

(2)「ピーターは家族の親睦会に姿を現さなかった。そのことが彼の両親をひどくがっかりさせた」
関係詞の問題です。関係詞の「非制限用法」のお話(第29回参照)を覚えていますか? 関係詞の前にコンマを付けて表す用法です。多くは固有名詞など「世の中に1人あるいは1つしかないものを関係詞で修飾するとき」に使われる用法ですが、「コンマ+which」は要注意です。先行詞のように見えるfamily reunion(家族の親睦会)は固有名詞でもありませんし、世の中に1つしかないものでもありません。ではなぜ、コンマが付いているのでしょうか? 実は「コンマ+which」はもう1つ大切な意味を持っているんです。それは「whichの効力は前文すべてにかかる」ということです。つまり問題文の場合「ピーターが家族の親睦会に姿を現さなかった」、そのことが「両親をがっかりさせた」のです。正解は(B) which。

(3)「その企画を実行に移す前によく考えるべきだと思います」
語い問題です。選択肢にはconで始まる単語が並んでいますが、問題文の文意に合うのはconsider「よく考える;熟慮する」だけです。なお、通例considerは後ろに名詞、動名詞~ing、wh句[節]、whether節などを置きます。to不定詞は置けませんので注意しましょう。正解は(A) consider。

(4)「すべての営業報告書は今日中に提出してください」
適切な動詞の形を選ぶ問題です。submitは「(書類などを)提出する」という意味でよく使われる他動詞です。《 S want A to不定詞B 》の構文は「主語SはAがBすることを欲する」という意味で、問題文ではS=I(私)、A=all the sales reports(すべての営業報告書)、B=to be submitted(提出される)となります。「報告書」は「提出する」のではなく「(人によって)提出される」のですから、受身形にしなければなりません。ただ、日本語では「提出してください」と訳すのが自然です。正解は(C) to be submitted。

まずは、説明動画をご覧ください!

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