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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Sep. 9 【英語2分間チャレンジ!】第35回
Takako Kurimoto

(1) You _ _ _ _ _ climb that mountain by yourself at this time of the year.
(A) had not better (B) had better not (C) had not better to (D) had better not to

(2) What’s the first thing _ _ _ _ _ the agenda for today’s meeting?
(A) on (B) in (C) for (D) to

(3) My grandfather on my mother’s side _ _ _ _ _ away last night.
(A) has dead (B) left (C) passed (D) had gone

(4) Mr. Brown said that the plane had already left when he _ _ _ _ _ the airport.
(A) arrived (B) has arrived (C) arrived at (D) had arrived at

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【訳例・解説・解答】

(1)「一年のこの時期には、あの山に一人で登ってはいけません」
原形不定詞の問題です。toを付けない不定詞を原形不定詞と呼びます。第9回で知覚動詞と原形不定詞の関係をお話しましたが、今回はhad betterとの関係です。had betterは後ろに動詞の原形を置きます。これがすなわち「原形不定詞」です。そしてhadとbetterはとても仲良しなんですよ。notを付けて否定文にするときにも決して2つを離してはいけません。had better notの語順になります。ちなみにhad betterはYouを主語にしたときはとても強い意味(ほとんど命令!)になることも覚えておいてください。正解は(B) had better not。

(2)「本日の会議の最初の議題は何ですか?」
適切な前置詞を選ぶ問題です。agendaは「議題;協議事項」の意味で検定英語などでもよく出題される名詞です。agendaと一緒によく使われる前置詞はonですので、覚えておきましょう。agendaは単数として扱われますが、実はagendumという名詞の複数形なんです。なお、議題の数が複数ある場合はThere are ten items on today’s agendaのように言います。正解は(A) on。

(3)「母方の祖父が昨夜亡くなりました」
成句問題です。「死ぬ」という意味の一般的な動詞はdieですが、少し直接的すぎるということで、婉曲的に「死ぬ」を意味する語句が数多くあります。その中で最もよく使われるのが《 pass away 》です。日本語にすると「亡くなる」というニュアンスでしょうか。正解は(C) passed。

(4)「空港に着いたときすでに飛行機は出てしまっていた、とブラウン氏は言った」
間接話法の問題です。第7回と第18回に過去形の直接話法を間接話法にすると、多くの場合「時制の一致」が起きて時制が1つ古くなるというお話をしました。覚えていますか? では、問題文は間接話法ですので直接話法に戻してみますよ。Mr. Brown said, “The plane had already left when I arrived at the airport.”となり、“     .”の中の時制はまったく変わりません。なぜでしょうか? その理由は、過去完了形(had+過去分詞)より古い時制は存在しないからです。直接話法中に過去完了形で話していた文を間接話法にした場合、これ以上古くはできないので同じ時制にするしか方法がないのです。当然、過去形のarrivedも過去形のままというわけです。なお、arrive「到着する」は自動詞なのでatあるいはinという前置詞が必要です。正解は(C) arrived at。

まずは、説明動画をご覧ください!

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