(1) Our new printer is superior in vividness of color _ _ _ _ _ any other on the market.
(A) in (B) for (C) to (D) than

(2) The bird was designated as an endangered _ _ _ _ _ in 1993.
(A) specy (B) specie (C) species (D) specieses

(3) We have a duty to discover _ _ _ _ _ athletes for the next Olympic Games.
(A) proclaiming (B) promising (C) pronominal (D) provident

(4) You should think carefully before you _ _ _ _ _ up your mind to quit your job.
(A) take (B) look (C) catch (D) make

【訳例・解説・解答】

(1)「弊社の新型印刷機は市場に出ているどの印刷機よりも色の鮮やかさにおいて優れています」
特殊な比較級の問題です。比較級は形容詞（あるいは副詞）の語尾に-erを付け（長めの単語はmoreを付ける）、thanという接続詞を伴って構文を作るのが普通ですね。例えば「AはＢより長い」はA is longer than B.となります。ところがthanを使わずに比較を表す語があるんです。それは「ラテン語由来の形容詞」です。これらの形容詞は語尾が-orで終わる語で、問題文で使われているsuperior「優れた」、その反意語のinferior「劣った」、その他、senior、junior、major、minorなどがあります。これらの語で比較を表すにはthanではなくtoを使います。この機会にtoを使うラテン語由来の動詞preferも一緒に覚えておきましょう。I prefer coffee to tea.「紅茶よりコーヒーが好きだ」。正解は(C) to。

(2)「その鳥は1993年に絶滅危惧種に指定されました」
単複同形の名詞の問題です。間違える人が多いのですが、「種」という意味のspecies（発音はスピーシーズ）はspecyあるいはspecieという単語を複数形にしたものではありません。単数形も複数形もspeciesなんです（例：a species、many species）。このような語を「単複同形（たんぷくどうけい）の名詞」と呼びます。他には、sheep、percent、Japanese，yenなどがあります。単複同形の名詞は「数えられる名詞」ですから「数えられない名詞」と混同しないようにしましょう。正解は(C) species。

(3)「次のオリンピックに向けて有望な新人選手を発掘することは私たちの使命です」
語い問題です。promiseという動詞は「約束する」という意味でよく使いますが「見込みがある；有望だ」という意味もあるんです。そのing形のpromisingは形容詞として独立していて、「前途有望な；期待できる」の意味で頻出の単語です。正解は(B) promising。

(4)「仕事を辞める決断をする前によく考えるべきだよ」
成句問題です。《 make up one’s mind＝ make one’s mind up 》で「（～をしようと）決心をする」の意味でよく使われる成句です。後ろにはto不定詞、that節、wh節などを置くことができます。makeを使った成句の数はとても多いので、出会ったときには文章ごと覚えてしまいましょう。正解は(D) make。