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神田外語Extension

Columnコラム

2018 Aug. 5 【英語2分間チャレンジ!】第30回
Takako Kurimoto

(1) Chris told us that he _ _ _ _ _ in New York in the late 1990s.
(A) live (B) lived (C) has lived (D) had lived

(2) I’m very anxious _ _ _ _ _ you sometime next week to discuss this issue.
(A) about seeing (B) to see (C) of seeing (D) for seeing

(3) Please read the material for today’s meeting _ _ _ _ _ advance.
(A) at (B) before (C) for (D) in

(4) When I went to Canada for the first time, I couldn’t make myself _ _ _ _ _ in English at all.
(A) understand (B) understanding (C) understood (D) to understand

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【訳例・解説・解答】

(1)「1990年代後半にニューヨークに住んでいたとクリスは私たちに言った」

時制の問題です。日本語には「完了形」という時制がないので過去形との違いを理解するのが難しいですね。しかも完了には「現在完了」と「過去完了」という2つの時制もあって混乱してしまいます。ここでちょっとまとめておきましょう。「『過去形』は現在とは完全に切り離されている」「『現在完了形』は過去に起こったこと、あるいは過去に始まったことが現在にまでかかわっている」「『過去完了形』は過去のある時点より古い過去」を表すときに使います。それでは問題文を見てみましょう。1990年代は過去のこと、そして「クリスが話した」のも過去(told)のことです。どちらが古い過去でしょうか? はい、もちろん「1990年代」のほうが古い過去です。「過去」より「もっと古い過去」ですから、had livedという過去完了形になります。正解は(D) had lived。

(2)「この問題について話し合うために来週のいつかにぜひお会いしたいと思っております」

anxiousの語法問題です。anxiousは形容詞です。後ろに来る語によって、2つの異なる意味になりますので気をつけましょう。よく知られている用法の《 be anxious about ~ 》は「(まだ起こらない)~のことを心配する;不安に思う」という意味ですが、《 be anxious to不定詞 》は「~を切望する」という意味になります。なお《 be anxious for ~ 》はどちらの意味にもなりますので、文の内容をよく考えて訳しましょう。正解は(B) to see。

(3)「本日の会議の資料を前もって読んでおいてください」

成句問題です。advanceは動詞では「進める;促進する」、名詞では「前進;昇進」など実に多くの意味を持つ単語ですが、《 in advance 》で「前もって;あらかじめ」という意味の頻出成句になります。なお、同じ意味を持つ単語1語はbeforehandですので、一緒に覚えておきましょう。正解は(D) in。

(4)「初めてカナダに行ったとき、私の英語はまったく通じなかった」

分詞の問題です。問題文のmakeは使役動詞で、「~させる;~される」という意味で使われますが、《S+make+目的語O+過去分詞A 》で「SはOをAさせる」という意味になります。問題文のSは「I(私)」、Oは「myself(私自身)」、Aは「understood(理解させる)」で、直訳すると「私は自分自身を英語で理解させることができなかった」となります。つまり「私の英語は通じなかった」ということです。この用法では多くの場合、can/cannot、could/could notとともに使われます。正解は(C) understood。

まずは、説明動画をご覧ください!

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