(1) This package is much _ _ _ _ _ than that one.
(A) more heavy (B) heavier (C) as heavy (D) so heavy

(2) Why did you break the vase _ _ _ _ _ purpose?
(A) at (B) for (C) on (D) with

(3) I think you may _ _ _ _ _ get angry with him.
(A) well (B) better (C) so (D) far

(4) Do you know if Ms. Yamamoto _ _ _ _ _ at the meeting yesterday?
(A) was present (B) presented (C) has presented (D) was presenting

【訳例・解説・解答】

(1)「この小包はあの小包よりずっと重い」

「比較」の問題です。thanのない比較の文もありますが、まずは「thanがあったら比較級」と覚えましょう。比較級や最上級になれるのは形容詞と副詞だけでしたね。辞書に載っている形は原級で、比較級は原級に-erあるいはmoreを付けます。普通、１音節の単語は語尾に-erを付け、３音節以上はその単語の前にmoreを付けます。音節とは、単語の発音記号中の母音（a、i、u、e、oなど）の数のことです。２音節の単語はmoreが多いのですが、例外もあるので必ず辞書で確認しておきましょう。heavy[he@vi]は２音節ですが、例外の１つで、語尾のyをiに変えて-erを付けます。正解は(B)heavier。

(2)「なぜきみはあの花瓶をわざと割ったんだい？」

成句問題です。purposeは「目的；意図」という意味の名詞で、《on purpose》で「故意に；わざと」という意味の成句になります。(B) forを選ぶ人が多いので気を付けましょう。ちなみにvase「花瓶」を日本人は「ヴェイス」と発音しますが、「ヴァーズ」と発音する英米人も多くいます。正解は(C) on。

(3)「あなたが彼に腹を立てるのはもっともだと思います」

これもよく出題される成句問題です。《may well＋動詞の原形》の形で使われるこの成句には２つの意味があります。（１）「たぶん～だろう」、そして（２）「～するのももっともだ[当然だ]」です。（２）の意味では多くの場合、youが主語になります。正解は(A) well。

(4)「山本さんが昨日会議に出席していたかどうかご存知ですか？」

形容詞presentの語法、つまり「使い方」の問題です。presentという単語は名詞で「贈り物」、動詞で「～を提出する；～を示す」などの意味がありますが、形容詞では「現在の」と「出席している」という２つの意味を持ちます。形容詞の限定用法と叙述用法の違い（第３回参照）を覚えていますか？　presentは限定用法（名詞のすぐ前に置き、直接的に修飾）では「現在の」、叙述用法（名詞を間接的に修飾）では「出席している」という意味になります。問題文は文脈から「出席している」という意味だとわかります。正解は(A) was present。