コラム
2017 Feb. 16
相手の「呼び方のマナー」は重要!
英語圏ではお互いをファーストネームで呼び合い、あまり縦の関係に
神経質ではないような印象を受けるかもしれませんね。
でも彼らには彼らのマナーがあり、相手に失礼のないよう、
細心の注意を払っているのですよ。
今日は「呼び方」に焦点を当ててみましょう
「スミス先生」と呼びたいとき、よくSmith teacherと呼んでいるのを
耳にしますがこれは間違い。
teacherというのは職業であって、称号や呼び名ではありません。
男性ならばMr.(ミスター) Smith、女性ならばMs.(ミズ) Smithと呼びましょう。
以前は未婚の女性をMiss(ミス)、既婚の女性を Mrs.(ミセス)と呼びましたが、
年齢や容姿で未婚、既婚の区別がつかないことと、女性だけ呼び方が
変化するのはおかしいという流れから、現在ではMs.(ミズ)が一般的です。
このとき、Mr.や Ms.は必ずファミリーネーム(名字)に付けます。
Mr. Smith (○)、Mr. Mike (×) ですから気をつけましょう。
また、その人がお医者さん、もしくは博士号を持っていたら Dr.(ドクター)を付け、
大学教授ならProfessor(プロフェッサー)をつけます。
こういうところ、意外と細かいのが英語圏の人たちなのです
相手がフレンドリーであっても、初対面の人や目上の人にはMr.またはMs.
を名字につけて呼び方が良いでしょう。
たいていは相手がPlease call me Tomと言ってくれます。
それからファーストネームで呼ぶようにすれば、ぐっと印象が良くなり、
信頼関係も結びやすくなりますね。
なんと呼んだらいいか分からない場合は、What should I call you? と聞いてみるのも◎。
英語の名前には様々な省略形やニックネームがあります。
有名なところではMichaelをMike, RobertをBob, JohnをJonnyまたはJack、
ElizabethをBethまたはLizと呼んだりします。
しかし人によってはMichaelのままだったりしますので、やはりWhat should I call you?
と聞くと失礼がなくていいと思います。
英語圏の人たちはみんなフレンドリーで堅苦しくなくて素敵!
でも英語圏の文化のマナーを抑えておくと、更にコミュニケーション上手になれますよ。
まずは、説明動画をご覧ください!
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