facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2017 Jan. 26 【しのしとごのご】その2
Takako Kurimoto

2_1

「4の詞」の役割とは?

それではお集まりいただいた「4の詞」のみなさんにご自分の役割についてインタビューしてみたいと思います。

最初に名詞さんにお聞きします。名詞さん、こんにちは。あなたはどんな役割ができるんですか?「はい、私はまず主語ができます。目的語もできます。それに、補語もできるんです!」。ほほ~、スゴイですねえ。3つも役割があるんですね。「はい、私ほどたくさんの役割を任されている品詞はほかにいません、エヘン!」

次に動詞さんに伺ってみましょう。動詞さん、あなたの役割を教えてください。「え~と、私は述語だけ担当させていただいています。少なくてすみません」。いえいえ、述語も大事な役割ですからね。ぜひがんばってください。

それでは形容詞さんです。形容詞さん、あなたの役割は何ですか?「私は名詞さんほど多くはありませんが、2つの役割を担当しています。補語と修飾語です」。なるほど、なかなか責任重大ですね。

最後に副詞さんにお聞きしましょう。副詞さん、あなたはどんな役割を担当されているのですか?「私ですか?いや~、私は修飾語だけを受け持たせていただいています。よろしくお願いいたします」。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!

「4の詞」と「5の語」の関係こそが英文構成の基本!

さて、名前の「4の詞」と役割の「5の語」の関係を矢印で表すとこのようになります。

2_2

さて、みなさん、いかがですか? 「名詞は主語、目的語、補語」 「動詞は述語」「形容詞は補語と修飾語」、そして「副詞は修飾語」の役割を担当していることがわかりましたね。この矢印の向きをよく覚えておいてくださいね。

次に、この矢印を逆から見てください。この逆矢印もとても大切な情報を教えてくれるんですよ。主語に矢印が向いているのは名詞だけです。そう、主語になれるのは名詞だけなんです述語になれるのは動詞だけ目的語になれるのも名詞だけ。でも、補語になれるのは名詞と形容詞修飾語になれるのは形容詞と副詞なのです。

「4の詞」から「5の語」への矢印、そして「5の語」から「4の詞」への逆矢印。この関係こそが英文構成の基本中の基本なのです!

文法の勉強をしていると、この5つの語にはしょっちゅう出くわします。この5つの語は英語の頭文字で表されることがよくあります。主語は大文字のS。動詞はV、目的語はO、補語はC、修飾語はMです。

主語=S、動詞=V、目的語=O、補語=C、修飾語=M。あれ? この英文字、よく見かけるアレで使われている文字ですか?そうです!アレです、アレです。次回はこの「アレ」の秘密を解き明かし、英文の成り立ちの核心に迫ります!

 

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込