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神田外語Extension

Columnコラム

2016 Aug. 30 しのしとごのご その1
Takako Kurimoto

しのしごのご

 

 

さあ、第1回目です!まず…このタイトル、何のことかわかりませんね。漢字で書くと「4の詞と5の語」です。いや、ますますわかりません!それでは種明かし。これは「英文の構造」の基礎となる材料のことなんです。

「4つの“詞”」と「5つの“語”」

英語には「~詞」と呼ばれるものがあります。そう、品詞のことです。とてもたくさんの種類があります。名詞、動詞、形容詞、副詞、それから、冠詞、前置詞、関係詞、接続詞、う~ん、まだまだありますよ。でも、そのなかでも最初の4つ(名詞、動詞、形容詞、副詞)はとても大事な品詞で「4大品詞」とも呼ばれています。これが4つの詞、つまり「4の詞」の正体というわけです。

次に、「5の語」の正体も明かしましょう。英語には5つの「~語」があります。主語、述語、目的語、補語、修飾語。これが「5の語」です。

「ああ、主語と述語は知ってる。でも目的語とか補語とか修飾語はよくわかんない」。そうですよね、見たり聞いたりしたことはあっても、これが英文の構造にどのように関係しているのかをちゃんと理解している人は少ないんです。

いったい「4の詞」って何なのでしょうか?…それは「名前」です!そして、「5の語」は「役割」なんです!「え~、やっぱりよくわかんない」。それでは、人間社会で説明しましょう。

「名前」と「役割」の関係に注目!

地球上には70億人もの人が暮らしています。同姓同名の人もたくさんいると思いますが、ひとりひとりが名前を持っていますね。そして、そのひとりの人がいろいろな役割を持っています。

例えば、私は「栗本孝子」という名前です。私は英語教師をしています。また、私は妻という役割もしていますし、電車に乗れば乗客、道を歩けば歩行者です。このように、人間社会ではひとつの名前の人がたくさんの役割をこなしていますね。これが「名前」と「役割」の関係です。それでは英語の世界を見てみましょう。

品詞は「名前」です。品詞はたくさんありますが、「役割」を果たすことができる代表的な品詞は4つの詞、つまり「4の詞」なのです。ほかの品詞、例えば冠詞や前置詞は自分ひとりだけではなんの「役割」も任せてもらえないのです。

人間社会にはじつに多くの「役割」が存在しますが、英語の世界ではたった5つ、主語、述語、目的語、補語、修飾語の「役割」しかないのです。

それでは、次回は「4の詞と5の語」の関係を詳しく見ることにしましょう。

まずは、説明動画をご覧ください!

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