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Columnコラム

2017 Mar. 23 第2回 愛情豊かな冒頭敬辞
Yuji Kadota

<ライバルに差をつけるBusiness Emailの書き方>

email 2

さて、前回に続き、今回もビジネス英文emailの冒頭敬辞のお話です。早速ですが、次のような状況の場合、あなたは、A、B、Cのどれを選びますか?

1.何度も仕事上のメールはやり取りをしているが、直接会ったことも話したこともない相手に送るメール。
A: Hi Paul,
B: Dear Paul,
C: Hello Paul,

2.直接会って話したこともあるし、時々は冗談も交わせるような相手に送るメール。
A: Hi Paul,
B: Dear Paul,
C: Hello Paul,

まず、1ですが、すでに何度もメールでやり取りをしている相手ですから、Bほど丁寧にする必要はありません。しかし、直接会ったことも話したこともない相手なのでAの Hi Paul, よりも丁寧さのある Cの Hello Paul, にしておきましょう。
2の状況は、1よりもぐんと相手との距離が近くなっていますので、AのHi Paul, が適切と言えます。相手がとても仲の良い同僚であれば、Paul, と First name だけでもOKです
また、Dear Paul-san, のような Dear+姓/名+ -san という冒頭敬辞を見かけますが、相手との距離感を考えて使用しましょう。
日本語に「こんにちは」という挨拶がありますが、これをそのまま今日は自分の気分が最高だからと言って、Hey などと書かないようにしましょう。学生同士のEmailであれば問題ありませんが、仕事ではお互いを良く知っている同期同士以外での使用にはお勧めしません。
逆に、ずっとEmailのやり取りをしていて、電話でちょっとした冗談も言い合う相手なのに、あなたがいつまでたっても Dear Mr. Johnson: と改まった冒頭敬辞を書いていると、「どーしてこの人はこんなに余所余所しいのだろうか」と思われる可能性もあります。Emailで伝えたい内容や、相手との距離やパワーバランスを考えながら、冒頭敬辞をスマートに選択することが必要です。
さて、このコラムは不特定多数の「皆さま」にお届けしておりますので、

Dear All
または
Dear Everyone

という冒頭敬辞を使って書きたいと思います。このコラムをお読み頂いている皆さんともっと仲良くなって Hi everyone と書けるようになりたいものです。
次回は、末尾敬辞のご紹介です。

 

 

 

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