facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2018 Mar. 7 英語のリスニング力を向上させる方法
Kanda Gaigo Extension

試験でも会話でもリスニング力は大切な要素です。相手の話を的確に理解できるようになるためにはどうすればよいでしょうか。ここでは英語のリスニングを上達させる方法を紹介していきます。

すべての英単語を聞き取る必要はない

最初のうちから、英単語を一言一句聞き取る必要はありません。1つひとつの単語に集中し過ぎてしまうと、全体の話をつかみ損ねてしまい、ついには何について語っているのかさえわからなくなってしまう可能性もあります。まずは、話の「骨子」をつかむことに集中しましょう。
タイトルやイラストなどから、何が語られるのかを想像しておくと、内容を理解しやすくなります。使用する教材は、難しすぎず、簡単すぎず自分のレベルに合ったものを選んでください。テキストを読んでみて話の大筋が理解できるものであれば、ちょうどよいでしょう。

ディクテーションをやってみよう

教材が準備できたら、ディクテーションで具体的に単語を拾えるように練習してみましょう。ディクテーションとは、一文聞いたら音源を止め、その文章を書き取るというものです。“for a”が「フォラ」、“tell us”が「テラス」といったように、つなげて発音するリンキングを聞き取る練習にもなります。自分が聞きとれなかったところにマーカーなどで印をつけておくと、あとで振り返ったときにすぐ確認ができるので便利です。印をつけたところは重点的にトレーニングしましょう。

耳にした音を定着させる勉強法

ディクテーションが終わったら、教材を繰り返し聞いてみてください。大切なのはインプットとアウトプットの繰り返しです。何度も何度も繰り返していくうちに、英語のリズムに耳が慣れるようになります。リンキングや息継ぎのタイミングにも注意が向くようになり、まるで波に乗るような感覚で言葉と言葉の切れ目もつかめてきます。そうなれば、また一歩前進です。それと同時並行して、音読でアウトプットをしましょう。スムーズに音読できるようになったら、流れてくる音声のあとを追いかけるようにして復唱する「シャドーイング」も取り入れると効果的です。

精読と多読はリスニングにも応用できる

1つの文章を細かく読むことを「精読」、多くの文章を読むことを「多読」といいます。読解にはこの2つが大切ですが、リスニングにも同じことがいえます。最初の段階では話の骨子を理解することに注力すれば問題ないものの、骨子がつかめたら、今度は一言一句細かく聞き取るように心がけましょう。たとえ短い時間でも、集中して聞くことによって、文法や発音の特徴をとらえることができます。その積み重ねによって、会話の意味を瞬時に理解できるようになるのです。英語を日本語訳して聞くのではなく、英語を英語として聞けるようになってきたら、多読ならぬ多聴をしていき、さらなるリスニング力アップにつなげていきましょう。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込