さて、みなさんのなかで「英語なんて必要ないし、うまくなりたいとも思ってないさ」という方、どうぞこのページを閉じてください。「いや待てよ。苦手だけど英語ができるに越したことはないな」という人、「やっぱ英語ができればカッコいいじゃん」と思う人、こんにちは～！

そんな皆さんだけにそっとこの講座を開きます。ほかの人には教えないでください。題して「栗本孝子先生がお送りする『そうだったのか！英文法』」。はじまり、はじまりイ！

英文法を諦めている人のための講座です！

「え、やっぱ、英文法なの～？ムリムリ！中学の途中からまったくわかんなくなっちゃったんだからあ」。まあ、ちょっと待って。英語が苦手な人ってだれもがそうなんですよ。「英語がペラペラになりたい！留学とかもしたいし、世界中にお友だちをつくりたい！」なんて、中学入学したときには夢は果てしなく広がっていたはず。
それが、数年、いや数か月後には「文法わかんない……」と、すっかりあきらめムード。入試にあるから、しかたなく英語を勉強している、いや、勉強させられてる、と思っている学生諸君。そして、英語は必要だからと思って勉強を始めるけど、いつも挫折、そんなことを繰り返している社会人のみなさん。
まさに、この講座はそんなあなた方のためのものなのです！

大人にピッタリの英語学習法、それが文法！

あなたが５歳の子どもなら、文法を勉強しなさいとは言いません。英語に触れているだけで聞けたり話せたりできるようになるでしょう。なぜなら、子どもの脳はとても柔軟だからです。でも、母国語が定着する10歳前後から、私たちの脳は外国語を受け入れにくくなってくるのです。
「じゃあ、中学から英語を学んだって脳が拒絶するから意味ないじゃん！」。いいえ、大人には大人の外国語習得方法があるんです。その道しるべとなるのが「文法」。文法は「納得のための大切な道具」なんです。

子どもの脳は「I am a student. You are a teacher. He is a swimmer.」をそのまま素直に受け入れます。でも大人は「なぜ、I are、You is、He areじゃダメなの？」と疑問を持ちます。そこで「文法」の登場です。be動詞、三人称などを理解することで大人は「納得」し、前に進んでいけるんです。だから、「納得の道具」である「文法」はとても大切なんですよ。

え？be 動詞って何？三人称ってわからない？はい、おまかせください。

それでは、中学、高校で訳が分からなくなってしまったあなたの頭の中の文法を一度完全にリセットしてください。わかりやすく、ていねいに、そして徹底的に文法をやり直しましょう！