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Columnコラム

2018 Nov. 3 ビジネス英語における「お疲れ様」の使い分けとは
Kanda Gaigo Extension

 

日本のビジネスシーンでは「お疲れ様」、「お疲れ様です」という言葉をよく使いますよね。社内で同僚と顔を合わせたときや、退社するときなどに「お疲れ様です」と挨拶をおこなうでしょう。それでは、ビジネス英語で「お疲れ様です」はどう表現したらよいのでしょうか。詳しく説明していきますので、ビジネス英語で会話をするときの参考にしてください。

「お疲れ様です」の直訳はない

実は「お疲れ様です」に該当するビジネス英語はありません。それでは、ビジネス英語でどういう表現をすればよいのでしょうか。まずは、日本語で「お疲れ様です」と言うのはどういうときなのか考えてみるとよいのかもしれません。あなたが言うタイミングを思い浮かべてみてください。

おそらく以下に挙げる3つのシチュエーションを思い浮かべたのではないでしょうか。

1:顔を合わせたとき
2:相手をねぎらうとき
3:退社するとき

それでは、シチュエーションごとに、ビジネス英語の表現を見ていきましょう。

シチュエーション1:顔を合わせたとき

同僚と顔を合わせたときにはどう表現したらよいか見ていきましょう。

“Good morning.”(おはようございます。)
“Good afternoon.”(こんにちは。)
“Good evening.”(こんばんは。)

実はこのような簡単なフレーズでよいのです。上司の場合でもこの表現で問題ないですが、もっとかしこまった表現をしたいというのであれば、最後に“Mr.○○”、“Ms.○○”と名前をつけるとよいでしょう。逆にもっとフランクに伝えたい場合には“Hello.”や“Hi.”などと言うとよいでしょう。

それ以外に、顔を合わせたときには、相手の調子を伺うような言葉もよいでしょう。例えば、以下のような表現があります。

“How are you?”(お元気ですか?)
“How are you doing?”(お元気ですか?)
“How’s it going?”(調子はどうですか?)
“How’s life?”(最近どうですか?)

顔を合わせたときには、こうした表現を使っていきましょう。

シチュエーション2:相手をねぎらうとき

続いては、相手をねぎらうシーンでの「お疲れ様です」を紹介します。同僚や部下が相手の場合には以下の表現を使っていきましょう。

“Good job.”(よくやったね。)
“Well done.”(よくやったね。)
“It was great!”(素晴らしい出来だね!)
“Excellent work!”(素晴らしい出来だね!)

ここに紹介したのを、同僚や部下が相手の場合に使える表現としたのは、少し上から目線に聞こえるからです。上司に伝えるときには、“Thank you for ~.”という表現にするとよいかもしれません。例えば、“Thank you for your help.”(助けて頂き、ありがとうございます。)など伝えましょう。

シチュエーション3:退社するとき

最後は、退社するときに使う「お疲れ様です」になります。仕事を終えて帰るときに使うビジネス英語を見ていきましょう。

“Have a good night.”(良い夜を。)
“See you tomorrow.”(また明日。)

平日で次の日も仕事の場合には、このような表現がよいでしょう。週末の場合には、以下のフレーズがあります。

“Have a nice weekend.”(良い週末を。)
“See you next week.”(また来週。)

以上、日本人がよく使う「お疲れ様です」のビジネス英語での表現を紹介しました。これを参考にして、海外の取引先や外国人とのコミュニケーションを図ってみてください。ただ、1つ注意点として、「お疲れ様です」と言う文化は日本のものです。顔を合わせたときに相手をねぎらうために“You must be tired.”(あなたは疲れているに違いありません。)などと言うと、「あなたはこれくらいで疲れてしまうでしょう」と皮肉を込めた表現になってしまうこともあります。適切なタイミングで適切な表現をすることが英語でコミュニケーションをする際の大事なポイントなのです。

そうした適切な表現選びを学びたいという方は神田外語Extensionで学んでみませんか?あなたが「使える英語」を身につけるお手伝いをいたします。無料で体験できる説明会も行っておりますので、ぜひ一度お越しください。一緒に新たな扉を開きましょう。

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