facebook

神田外語Extension

Columnコラム

2018 Dec. 14 英語の筆記体って書けたほうがいいの?
Kanda Gaigo Extension

 

英語を勉強するときに、ペンでノートに英単語などを書いて覚えるという方は多いでしょう。手書きで英語を書いていると、ふと筆記体のことが気になるときがありますよね。英語の筆記体は書けたほうがよいのでしょうか。ここでは筆記体の必要性について、それから筆記体を書くことのメリットやデメリットなどについても紹介していきます。

筆記体とは

英語を書くときの書体としては、大きく分けて「ブロック体」と「筆記体」があります。ブロック体というのは、文字と文字を続けずに1字ずつはっきりと書くもののことです。一方の筆記体とは、文字と文字を続けて書くためにブロック体を崩した書体のことです。つまり、筆記体とは日本語で言うところの行書体に当たります。なお、筆記体はアメリカでは“Cursive Writing”、イギリスでは“Joint-up Writing”、オーストラリアでは“Running Writing”と呼ばれています。

筆記体が書けることのメリット

筆記体を書くことにはいくつかのメリットがありますが、ここではその中から3つ紹介していきます。

メリット1:かっこよく見える
筆記体の魅力はなんといっても形の美しさ。きれいに書けばブロック体よりも美しく見えます。また、きれいに筆記体が書けると、その書いた人もかっこよく見えることでしょう。

メリット2:筆記体にすると多くの文字を早く書ける
筆記体は文字と文字を続けて書くものですので、筆をノートから離さない分だけ早く文字を書けるというメリットがあります。

メリット3:話題作りになる
英語を書くときなどに筆記体を使うと、それを見た外国人が「筆記体書けるんですね」と言ってくれることもあります。筆記体を書けることが話題作りに役立つかもしれません。

筆記体を書くことのデメリット

メリットについて知ったところで、今度はデメリットについても見ていきましょう。筆記体を書くことのデメリットとして2つ紹介していきます。

デメリット1:ネイティブでも読みにくいと感じる
日本人で行書体を読めない人がいるように、外国人で筆記体を読めない人もいます。また、字がきれいであっても、ブロック体に比べるとネイティブでも読みにくいと感じるようです。

デメリット2:使う機会が少ない
ITが進んでいるこのご時世、手書きのものをやり取りする機会は減っています。英語を書くにしてもパソコンで打つほうが多く、ペンを使って書くことは少ないでしょう。このように筆記体を使う機会が少ないというデメリットがあります。

日本ではかつて筆記体が必修とされていた

知らない方も多いかもしれませんが、実は日本ではかつて筆記体が必修とされていました。戦後1947年から2002年まで中学校の英語の授業で必ず教わる項目となっていたのです。つまり、昭和生まれの人は中学校の英語で筆記体を習っているのです。逆に言うと、平成生まれで筆記体を書ける場合には「若いのに筆記体が書けるんだ」と中高年の方との話題作りにもなるかもしれません。

以上、筆記体について詳しく紹介してきました。結局のところ、筆記体は書けたほうがよいとは一概に言えません。海外でも筆記体を書けるようにすべきかどうかについては賛否両論あります。そのため、筆記体を必ず書けるようにする必要はありません。ただ、いくつかのメリットがあるように、書けるに越したことはないでしょう。興味があるのなら、一度練習してみてはいかがでしょうか。

まずは、説明動画をご覧ください!

「世界と戦うための英語力」を
本気で身につけたい方を、
神田外語Extensionは応援します。

プログラム概要 無料オンライン説明会に申込
プログラム概要 無料オンライン説明会に申込