コラム
2017 Mar. 8
英語にもある「まぎらわしい表現」
日本語もそうですが、英語にはいくつもの「まぎらわしい表現」があります。
言い換えれば、「すごい似てる!!でも意味違う!!」というやつです。
では力試しの意味で、以下の日本語を英語に直してみてください。
(1)いまちょっとお時間ありますか。
(2)今何時だか分かりますか。
答えは、
(1)Do you have time?
(2)Do you have the time?
そう、「the」が入っているかいないかだけの差なのに、意味はこんなにも違ってしまうのです。
それではこれはどうでしょう?
(3)今日は何曜日ですか。
(4)今日の日付は何ですか。
答えは、
(3)What day is it today?
(4)What’s the date today?
となります。これもなかなかまぎらわしいですね。
実はさらにまぎらわしい表現があるのです。
(5)少し友達はいます。
(6)友達はほとんどいません。
答えは、
(5)I have a few friends.
(6)I have few friends.
どうですか?
「a」が入るか入らないかで、プラス思考、マイナス思考の差になってしまうのです。
a fewが出たところで、可算、不可算の復習をしましょう。
可算名詞とは数えてもいいものを表す名詞、
不可算名詞とは数えてはいけないものを表す名詞です。
基本的に液体、気体、粉末のものは数えてはいけません。
その他にも「実際は数えられるものだけど不可算ね」というのが沢山あります。
informationやmail, equipment, money, hairなどです。
可算名詞が沢山あるときにはmany、
不可算名詞が沢山あるときにはmuchを使います。
many dogs. much milkとなるわけです。
moneyが不可算だからHow much is it?であり、
気持ちも不可算だからI love you very muchとなるんですね。
How many is it? とかI love you very manyとは言いませんよね。
同じように、fewは可算、littleは不可算に使う、と覚えるといいでしょう。
まずは、説明動画をご覧ください!
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