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Columnコラム

2018 Apr. 25 日本と欧米のビジネスマナーの違いを理解しよう
Kanda Gaigo Extension

日本と欧米には、ビジネスマナーの違いが多くあります。ここでは、日本と欧米のビジネスマナーに関して、5つの違いを紹介していきます。

欧米では名刺交換よりも握手を重要視する

日本では、名刺交換の文化を大切にしているのはご存知かと思います。初対面の人を相手にする場合、名刺交換から始まります。もらった名刺は相手の分身だと考え、丁寧に扱うというビジネスマナーがあります。一方、欧米では名刺交換よりも握手を重要視しています。人と会うときには、まずは握手をします。相手の目を見て、笑顔でがっちりと握手するのが欧米の慣例。名刺は必要であれば交換をする程度のものと考えられています。名刺の扱いに関しても日本とは大きく異なります。交換を片手ですることもよくあり、名刺をメモ書きとして使うこともしばしばあります。

事あるごとにお辞儀をしてはいけない

商談中、事あるごとにお辞儀している光景を目にしたことはありませんか。その姿を見て、熱心なビジネスパーソンだと感じるのではないでしょうか。しかし、そのようにお辞儀を何度もしていると、欧米では落ち着きがない人だと思われてしまいます。ただ、お辞儀をすること自体は礼儀正しい印象を与えます。そのため、大切なポイントに絞ってお辞儀をし、それ以外の場面では毅然とした態度で接するとよいでしょう。

使わない方がよいボディーランゲージがある

ボディーランゲージはどこの国でも使われます。しかし、国や人種によってポーズの意味が異なります。例えば、日本では「よいこと」を表すために、親指を立てたり、人差し指と親指で円を作ったOKの合図をしたりします。ところが、これらのボディーランゲージは国や人種によって悪い意味に捉えられることがあるのです。日本人は無意識で腕組をしてしまうこともありますが、欧米では「自分のことを敵対視している」と見られてしまいます。何気ない仕草にも気を配るようにしましょう。

欧米ではレディーファーストが大切

日本では男女関係なく、目下の人がドアやエレベーターを開けて目上の人を通すというビジネスマナーがあります。欧米では立場に関係なく、男性がドアやエレベーターを開けて女性を先に通すというのがマナーです。例えば、商談相手と一緒にエレベーターに乗るときには、男性がエレベーターを開け、女性を先に通します。その際には、取引先の人かどうか、同じ会社の人かどうかは関係ありません。

困っているときはニコニコしない

外国人と接する場面で、何と伝えてよいか分からなくなったり、言葉が通じなくて困ったりすることもあるかもしれません。そんなときには、何もできないけれど、できるだけ相手によい印象を与えるために、とりあえずニコニコと笑顔を作るという手段を取る人も多いのではないでしょうか。しかし、この手段は逆効果です。欧米人からすると、分からないのにへらへらしている姿は、不快に映ります。分からないときや困ったときは笑顔を作るのではなく、正直に「ここが分からない」や「これに困っている」といったことを伝えることが大切です。

以上、日本と欧米のビジネスマナーについて5つの違いを紹介してきました。欧米人とビジネスで接するときには、これらのビジネスマナーの違いを意識して接してみてください。

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