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神田外語大学×東京外国語大学、共同開発による無料インターネット教材「ニュージーランド英語会話モジュール」公開

2014.02.14
神田外語大学
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“Kia Ora!”

お待たせしました。英語モジュール第4弾「ニュージーランド英語」の完成です。
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語モジュールと同様、スクリプト作成、動画出演は、本学のELI専任教員が担当し、動画撮影も本学バーチャル・スタジオで行われました。今回の出演者たちは、ニュージーランド出身のJason先生、Carla先生、Stuart先生です。
 
ニュージーランド英語は、発音も語彙もオーストラリア英語に大変よく似ていますが、マオリ語起源の語がかなり使われる点でオーストラリア英語とは異なります。たとえば、冒頭の“Kia Ora.”は“Hello”(「やあ」「こんにちは」)の意味で、ニュージーランド人はマオリの血を引いていなくても、普段の会話で用いています。その他、“Ka pai.” (=good)、“whanau” (=family)、“whare” (=house)などマオリ語起源の語がモジュールのなかに出てきます。

発音に関しては、訛りの強い(broad accent)人であれば、オーストラリア英語よりも/æ/と/e/の母音が狭く、badがbedに、tenがtinに聞こえます。

「1.挨拶する」から「20.人を紹介する」は、ニュージーランド固有の語彙や語法を数多く含む会話で、ニュージーランド固有の文化や状況が反映されています。これに対して「21.感謝する」以下の会話は、基本的には他の英語モジュールと同じスクリプトで、部分的に語彙や表現をニュージーランド英語のものに変え、ニュージーランド英語で発音しています。
 
他の英語と聴き比べてみましょう。本学のウェブサイトでは、英語字幕と日本語訳の右のマークにマウスオンすれば、発音と語彙の説明が出てきます。ニュージーランド英語は、日本人には馴染みがないため、今までの英語モジュールよりも多くの説明をつけています。
「発音」については、高校生や一般のビューアーにもわかるように、一部カタカナで表記し、さらに、大学の授業でも使えるように国際音声記号や専門用語(「有声」「長母音」「声門閉鎖音」など)も使っています。

このプロジェクトについて

このプロジェクトは、23年度神田外語大学研究助成を受けて始動し、24年度、科学研究費助成事業『社会言語学的変異研究に基づいた英語会話モジュール開発』(基盤研究(B)、課題番号:24320106)として採択されました。研究代表者は関屋康(神田外語大学)、研究分担者は川口裕司、斎藤弘子、吉冨朝子(東京外国語大学)、矢頭典枝、フィル・マーフィー(神田外語大学)です。
 
このプロジェクトにより、世界の様々な英語を以下のスケジュールで公開しています。
公開済み: 「アメリカ英語」「オーストラリア英語」「イギリス英語」
今年度:「ニュージーランド英語」
26・27年度:「カナダ英語」「シンガポール英語」「アイルランド英語」「インド英語」
 
目下「カナダ英語モジュール」を編集中、他方で「シンガポール英語モジュール」のスクリプトをシンガポール国立大学英語学専攻の大学院生たちが作成しています。カナダ英語モジュールの撮影風景を以下のサイトにアップしています。ご覧ください。
 
神田外語大学・英語モジュール開発責任者
矢頭典枝(英米語学科准教授)



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