8号館について
CONCEPT of KUIS 8

マンハッタンの街角に役目を終えた高架鉄道があった。そこを産業遺産として保存し、空中緑道として再利用することを提唱した2人の青年がいた。古いものを大切にしながら新しい価値を模索するその活動により、観光名所「ハイライン」として生まれ変わった。

ニューヨークの街中を貫いていた高架線上を公園へ変貌させ、空中散歩を楽しむ。この2人の青年の壮大な「夢」は、高いコミュニケーション能力と、あきらめることなく難題や課題を一つひとつ地道に解決していく姿勢が、多くの人の共感を呼び、実現した。

自らの価値を見つめ直し、新たな道を創造していく。「KUIS 8」は、進化し続ける教育環境、自立学習施設 "SALC"(Self-Access Learning Center)として、新しい教育支援の形を追い求め出発していきます。

言葉は世界をつなぐ平和の礎
Languages are the foundation to link the world in peace.

人は言葉を通して、異なる文化や価値観に理解を深める。違いを尊重しあえれば、世界は思いやりの輪でつながり、平和の礎が築かれる。これが、神田外語グループが掲げてきた、変わることのない「思い」です。

1987年の開学以来、神田外語大学は、高度な語学運用能力の向上はもとより、グローバル社会で活躍するためのコミュニケーション能力、すなわち課題解決のために連携する力・協働できる力を身につける教育に邁進して来ました。

学生が自ら課題を発見し、他者との協働学習を通して、主体的に解決していく「自立学習者」に成長するために、授業時間以外での学びもサポートする、「理想的な教育環境」を整えたのが、この「KUIS 8」です。

「KUIS 8」がめざしたのは、人種・国籍を越えた人との出会い、探究心の高めあい、向上心を刺激しあうことのできる「喧噪の場」。グローバル社会を生き抜くうえで必要となるスキル、「他人を受け入れる力」・「自分の意見を発信する力」を身につける空間です。

神田外語大学は、世界の舞台で活躍する高度な語学力、自国の文化を知り異文化を理解する教養を持ち、何事も自ら切り拓いていく意欲と能力を備え、生涯学び続ける自立学習能力を身につけた「世界の平和」に貢献し得るグローバル人財を育成します。